こんにちは。
今日も晴れました。
じわじわと冬へ向かっている感じがしますね。
『Aubercy』のキャップトゥダービー「PEARCE」を取り上げています。
AUBERCY PEAERCE
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新品ですが、残りサイズは7のみですね。
因みに、「PEARCE」は本国サイトでも販売されています。
という事は、現行品ですね!
前回は横顔や後ろ姿をチェックしました。
イギリス靴のようでありながら、
フランス靴ブランドらしいデザインが感じられ、
ボスポークのようなディテールも見られましたね。
更にアッパーを見ていきます。
イタリア INCAS社 牛レザー
AUBERCY【オーベルシー】MODEL DERBY PEARCE 7644 285E A28/COl INC8230赤茶/伊INCAS社モミ革レザー縁レザーパイピング外羽根赤茶パンチドキャップトゥー
商品説明によると、イタリアの『INCAS社』製の牛素材のモミ革との事です。
という事で、タンナー『INCAS』について検索してみたところ、
こちらの記事で説明がありました。(感謝)
『INCAS』という名前は『Iniziative Conciarie Associate』の文字から来ているようです。
イタリア・トスカーナ州に拠点を構えるタンナリーで、ベジタブルタンニン鞣しにこだわり続け、カーフやカンガルーの素材を駆使して、王道のイタリアンレザーを展開しています。
他に検索していて見つけた情報としては、
ベビーカーフでも有名なタンナーなようです。
グッチやプラダにも供給しているようです。
さらには環境への取り組みでも有名なようですね。
『インカス』社はサステナブルへの取り組みでもリーダー的な存在なのですね。
常に革新を続けていて、イタリアンタンナーで初めてEMAS(EU環境管理・監査スキーム)認証を取得したそうで、「レザー40075」という新たなサステナブルレザーも発表されているとの事。
ところで、本国ショップの「PEARCE」の商品説明では「pécari」とあります。
ペッカリー・・ですよね?
ペッカリーと言えば、『DENTS』の高級手袋でも有名です!
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でも、靴では珍しい素材だと思います。
こういう珍しい革を使うあたりもフランスの高級靴ブランドらしいように思います。
ところで、ペッカリーって何??
こちらで詳しく説明されています。(感謝)
記事を書かれている『MAPCOM SAC』はペッカリーに特化したペルーの皮革会社との事です。
ワシントン条約の対象となる動物なのですね。
耐久性や弾力性、3種の毛穴を特徴とする柔らかく粒子の荒い表面、で評価されています。
柔らかくてフィット感が良い事から手袋で人気なのでしょうね。
僕はペッカリーの靴を見た事が無いのですが、珍しいのではないでしょうか。
その珍しい1足が『PEARCE』なのですね。(貴)
で、
あらためて本靴を見てみると、
毛穴の感じとかは本国サイトのものと似ているような・・
でも、皺の感じは本靴の方が細やかで均等な感じが・・
違う革なのか、同じ革の個体差なのか、
どうなんでしょうね??
今回はここまでです。
ではでは。