こんにちは。
今日は曇りでした。
湿気が一段上がったかなぁ、、という肌感覚でした。
前回の続きです。
『MAMOLO BLAHNIK』のスリッポンを取り上げようとしています。
前回は、主な受賞歴、代表アイテム、メンズコレクションについて、について書きました。
レディースシューズのシューズデザイナーブランドであるにも関わらず、といってはナンですが、数々の名作をお持ちなのですね!
そして、1970年代頃には自分や知人のためにだけ作っておられたメンズシューズが、2018年から本格的に始まりました。
という事で、
いよいよ僕が気になるスリッポンを見ていきます!
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MANOLO BLAHNIK CARLTON
Manolo Blahnik Carlton スエードローファー - ブラック
フォルム
幅は、やや細めでしょうか。
ノーズ長は、中庸から少し長い感じで、スッと伸びています。
インサイドカーブは緩やかで、
アウトサイドカーブは効いています。
トゥは、コンパクトなラウンドです。
ウェストの絞りは、少しでしょうか。
ヒールは、ややコンパクトに見えます。
全体的に、細っそりとした、スマートなフォルムですね。
それでも、若干内振りな感じでもあり、ピタッとフィットしそうです。
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フロントデザイン、アッパー素材
U字型のエプロンフロントの無い、プレーントゥです。
すっきりとしており、スマートで上品な印象ですね。
このようなプレーントゥのスリッポンは、イギリスの室内靴に見られますね。
その場合、ベルベットを中心にファブリック生地で作られる事が多いように思います。
室内用であれば悪条件下に耐えられる程の強度は必要無いと思われますし、
それよりも足当たりがソフトで心地良い事や、
見た目がエレガントである事を、
優先できるからなのかなと。
そして、「CALRTON」にはベルベット素材のタイプもあります。
素材蘭を見ると、「表地:ファブリック 100%」とありますね。
ちなみに「裏地:カーフレザー 100%」とあるので、室内靴としては丈夫さが期待できそうです!
しかし、今回の僕のテーマは、あくまで外で履きたいスリッポンに注目しています。
・・・というか、残念ながら宮廷で履く機会は無いですし。(壁)
そこで、本靴なのですが、
商品詳細欄には「カーフスエード」とありますし、
素材蘭にも「表地:カーフスエード 100%」とあります!
カーフスエードであれば、外履きに十分耐えられますね!!
とはいっても、本靴は悪条件下で履くタイプのデザインでは無いので・・・、
むしろ、本来は室内靴なのかもしれません・・・。
でも、デイリーユースでも行けるっしょ!(軽っ・・)
本靴はブラックのカーフスエードですが、
均等に綺麗に整った毛足で、
本当はベルベットなのではないか・・、
記載ミスではないか・・
と正直少し心配なくらいです。
カーフスエードであるならば、やはり上質な素材を使われているのだろうと!
なんてったって女性靴の最高峰とも言えるブランドですからね。
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どうして本靴をデイリーユースで履きたいと思うのか?
それは、独特のデザインにファッション的な魅力を感じるから!
サドル
「CARLTON」の最大の魅力と言っても過言ではないのが、
甲を包むグログランテープと、
中央に大きく輝くクリスタル装飾のバックルです!
細やかなクリスタルを丁寧に配置した装飾は、まるでジュエリーのような存在感ですね!!
それこそ『MANOLO BRAHNIK』のアイコンの1つ「HANGISI」が代表的であるように、
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レディースシューズでは割と見られるデザインかなと思います。
しかし、
メンズシューズにおいては珍しいですよね!?
メンズシューズに見られる金具装飾というと、
モンクストラップの金具、
今回の特集で最初に取り上げたホースビットをはじめとした金具、
までかなと。
もちろん、オーソドックスなメンズファッションにおいては派手な金具装飾は相応しくないと見られる風潮もあるでしょう。
しかし、ファッション界ではジェンダーレスの流れがますます大きくなっていますし、
個人的にも新しい世界が広がる様子は興味深いです!
そうした流れの中であらためて『マノロ ブラニク』を見てみると、
レディースシューズで培われた繊細なデザインがメンズシューズに活かされるのは興味深く思うのです。
今回はここまでです。
ではでは。
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