こんにちは。
今日は晴れのち雨でした。
『Alexander McQueen』のスリッポンを取り上げようとしています。
Alexander McQueen メタルヒール スリッポン
前回は、ブランドの歴史、について描きました。
持ち前の反骨精神と、サヴィルロウ仕込みのテーラリング技術で、度肝を抜く大胆さと儚くもエレガントなファッションを生み出し、モード界を震撼させてこられました。
若くして世を去られたのは非常に残念です。
長くマックイーンの側で働いていたサラ・バートンがブランドを引き継ぎ、見事な手腕でブランドの魅力を進化させました。
2023年春夏コレクションをもって退任されました。
後任のショーン・マクギアーは、2024年秋冬コレクションでデビューされました。
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それでは靴を見て行きましょう!
フォルム
幅は、細めでしょうか。
ノーズ長は、中庸から気持ち長いくらいかなと。
インサイドはストレート気味で、先端近くから中央へカーブしていますね。
アウトサイドカーブは効いています。
トゥは、小ぶりなラウンドのアーモンドトゥです。
ウェストは、ソックシートをよく見ると、適度に絞られています。
ヒールは普通くらいでしょうか。
全体的には、やや内振りのようなカーブを感じますが、
幅はスリムで、
トゥはコンパクトに絞られていますし、
履き口も若干広いようにも見えます。
スマートなヨーロッパ靴を思わせるフォルムという印象です。
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フロントデザイン
U字型のエプロンフロントはありません。
一枚革で構成されたプレーントゥで、
ホールカットタイプのスリッポンですね!
フォルムと革の質感が伝わりやすいタイプだと思います。
室内靴のようなソフトでエレガントな雰囲気もあり、
現在の気分にも合っていますね!
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ブラッシュ加工 カーフ
アッパーについては、「カーフレザー」と「ブラッシュ加工」、
素材欄には、「表地:カーフレザー 100%」、
とあります。
ブラッシュ加工されたカーフというと・・・、
先に取り上げた『PRADA』でも同じ文言がありましたね。
ブラシをかけたカーフは光沢が生まれますが、
おそらく樹脂加工で光沢感を出したカーフなのかな・・・と。
本靴の革を見た感じとしては、そういう質感な気がします。
ただし、先の『PRADA』と比べれば本靴の方がマットな印象がしますね。
イタリアブランドとイギリスブランドの違い??・・というのは勘ぐり過ぎでしょうか。(妄想)
今回はここまでです。
ではでは。
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