こんにちは。
今日は曇り気味の晴れでした。
湿気がじわりと、、。
夜はJアラートが出ましたね。
幸い最悪の事態は起きなかったようですが、
沖縄県では大変な思いをされたのではないかと、、、。
こんな迷惑、二度と起こさないで欲しいです。
前回の続きです。
『BURBERRY』の「Shield」スリッポンを取り上げています。
BURBERRY Shield
前回は、フロントデザイン、フェイシング、サイドデザイン、について書きました。
スクエア型のエプロンフロントは繊細なつまみモカでドレス寄りな印象でした。
それに対して、シングルモンクストラップの大きなメタル装飾が効いていて、
このメタル装飾が「Shield」デザインになっていましたね。
トップラインに被せられた補強の革テープが幅広で、ややカジュアル寄りなデザインですが、細やかなステッチや革の質感からエレガントな雰囲気が感じられます。
やっと革に触れたので、(笑)
革について・・
からです!
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カーフレザー
商品説明には「カーフレザー」とあります。
また「なめらか仕上げ」とも・・・???
見た感じは樹脂コーティングされたカーフなのかなと。
これまで見てきた『GUCCI』、『PRADA』、『DOLCE&GABBANA』等のハイブランドでも同種の革が使われていましたよね。
ちゃんと革の質感が感じられるような仕上がりなので高級感がありますね!
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そして、
本靴の特徴的なデザインとして、
カラーを挙げたいと思います!
レイクブルー
Lake Blue・・・、湖の青となるでしょうか。
自然や水をイメージさせますね。
『バーバリー』らしい一面が現れているように思います。
さて、
メンズシューズにおいて、
ブラックとブラウン系のレザーは圧倒的に多く見られますが、
ブルー系のレザーは意外と珍しい方だと思います。
にもかかわらず、
なぜ今回僕がブルー系レザーの本靴を取り上げたのか?
その理由は、
珍しいから(他所ではあまり手に入らないから)というだけでは無く、
今の『BURBERRY』らしい色だと思ったから!
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というのは、
ダニエル・リーによる新生『BURBERRY』の重要なカラーがブルーなのです!
こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)
デビューコレクションである2023AWについての記事です。
カラーについては、
エンブレムに使ったブルーを「ナイトブルー (Knight Blue)」と呼び、
これからの『バーバリー』を象徴する色にしていくとの事。
「大胆でモダンで楽観的な色。バーバリーにはそういうブランドになってほしいから」という思いがあるのですね。
そして次の2024年春夏コレクションでは、
本拠地ロンドンでのプロモーションにも力を入れて、「ナイトブルー」を街中に展開しました。
さらに、3シーズン目の2024年秋冬コレクションでも、
1834年創業の老舗百貨店『ハロッズ』を2月いっぱいテイクオーバーし、館全体をナイトブルーに染め上げました。
名物ドアマンの「グリーンマン」も、『バーバリー』の新チェック柄のユニフォームに衣装替えされました。
という事で、
『バーバリー』の新たなカラーはブルーなのです!
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ブルーは靴の中にも!
ソックシート
ソックシートはまさに「ナイトブルー」!
しかもキルティング仕様です!!
キルティング仕様のライニングというと、
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イギリスでは室内靴の通称チャーチルスリッパに見られますね。
イギリスのドレスシューズではレザーライニングが通常で、
キルティング仕様はかなり珍しいと思います。
とはいえ、
本靴では「裏地:カーフレザー 95% ゴートスキン 5%」となっていますので、
素材はレザーのようですね。
ファッションブランドらしい大胆なデザインだと思います!
そして、なんだかイギリスらしさを感てしまいます。
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更にアウトソールも!
アウトソール
「ナイトブルー」です!
レザーソールです。
前方には両足を合わせて「馬上の騎士」がデザインされていますね!!
ヒールには化粧釘が打たれていますね。
でも、ナイトブルーです!
最後尾のゴムはラスターです。
あらためて、やはり最後尾もスクエアになっていますよね!!?
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いつもと順番が入れ替わってしまいましたが、
底付けもチェックします。
底付け
コバが少し張り出していますね。
しかし、出し縫いのステッチはありません。
イタリア製という事なので、おそらくマッケイ製法だと思われます。
コバが丁寧に丸く削られていますね。
先ほど見た底面も綺麗でしたし、
良い仕事してると思います!(美)
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おまけ
ディテールのデザインに違いがあるモデルも!
アッパーはブラックレザーで、
「馬上の騎士」を中央で色反転させたデザインが施されていますね!
今回はここまでです。
ではでは。
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