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「王道の次」のスリッポンを探求! GUCCI ホースビットローファー (肆)

 こんにちは。

 今日は晴れました。

 気温はそこまで暑くはなかったかな。

 天気が良くてこのくらいの感じがちょうど良い感じです。

 

 前回の続きです。

 『GUCCI』の「ホースビットローファー」を取り上げています。

GUCCI 1953 ホースビットローファー


 

 基本となる「1953」です!

 

 前回は、フォルム、フロントデザイン、モカ縫い、サドル&ホースビット、をチェックしました。

 ほんのり長いくらいの中庸なノーズ長で、オーソドックスと言える上品なフォルムです。

 被せモカのサイドには細かなギャザーが入り、丁寧な作りが伺えますね!

 上品でエレガントなサドル&ホースビットは、やはり『グッチ』です!!

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三越伊勢丹オンラインストア

 

サイドデザイン

 つま先から踵まで、サイドに縫い合わせのステッチはありません。

 なお、つま先の先端にも縫い合わせのステッチはありません。

 という事で、

 踵からつま先を回って再び踵まで一枚の革で構成されています!

 

 前方には、被せモカによるヴァンプの革の端が見えます。

 その次(後方)に、サドルの革の端が見えます。

 さらにその次(後方)に、トップラインに被せた革テープの端が見えます。

 ヴァンプの革とトップラインの革テープは別パーツですが、

 間にサドルの革を被せ、

 全て同じ幅に揃える事で、

 全体が一直線に繋がるデザインとなっていますね!

 そして、幅狭なのでとても上品な印象になっています!!

 

 ただし、

 モカ縫いとサドルのステッチはやや太く大きなピッチですが、

 トップラインのステッチは細やかです。

 とはいえ、

 アッパーと同じブラックの糸なので目立ちませんね。

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バックデザイン

 ヒールにはアウトサイドカウンターの革の切り返し・・・

 と言って良いのかな・・??

 というのも、月型芯に沿うような大きさは無く、

 むしろ市革が大きくなった感じ、

 と言った方が良いのかもしれませんね。

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 真後ろから見てみると、

 ハの字型、裾広がり型ですね。

 この下で内側と外側のサイドの革が縫い合わされているのでしょう。

 幅はありますがヒールカップをカバーする程ではないですし、

 やはり市革と言うべきなのかな??

 

 棒市と比べて存在感のあるデザインですが、

 主張が強いというほどでは無く、

 ヒールのアクセントになっていますね。

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ソックシート

 インソールに注目すると、

 と言ってみたものの、靴内の前方を写した画像が無いのですが・・・、

 前半分はシート無し、

 後半分にレザーのシートが付いた、

 ハーフソックです。

 

 ソックシートの中央にブランドのラベルが縫い付けられています!

www.afpbb.com

 ホースビットローファーの60周年に誕生した『1953コレクション』から続くデザインですね。

 

 今回はここまでです。

 ではでは

おまけ

 『パラブーツ』本あります。

 

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