こんにちは。
今日は晴れました・・・が、
風がもの凄く強かったです。
前回の続きです。
『Tricker's』の「HENRY ONLY ARK別注」を取り上げています。
Tricker's ONLY ARK 別注 HENRY
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前回は、フロントデザイン、フェイシング、サイドデザイン、について書きました。
「MALTON」と共通するデザインもあれば、「HENRY」ならではの特徴的なデザインもあります。
装飾性の有る箇所と無い箇所がバランス良く配置されていて、メリハリの効いたデザインとなっていますね!
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バックデザイン
インサイドとアウトサイドのクォーターは最後尾中央で縫い合わされています。
縫い割りは目立たないステッチですが、
その両脇をトゥキャップやアウトサイドカウンターを縫い合わせているものと同じステッチがかけられています。
上部は逆三角型のステッチがデザインされていますね!
最上部にはプルストラップが付いています。
この点、インラインの「HENRY」(↓)では、
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後部だけで無く、前部にもプルストラップが付いています。
スポーティーな雰囲気が感じられますね。
これに対して、
『ARK』別注ではヒールのみに変更する事で、
スタイリッシュにアレンジされているのです。
「HENRY」は筒周りにブローギングが無く、
市革も無いので、
細っそりと、スマートな筒周りに仕上がっていますね!
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アウトサイドカウンターの革の切り返しを最後尾から見ると、継ぎ目がありません。
一枚革ですね。
最後尾中央は山型となるカットデザインです。
縁にはパーフォレーションとギンピングが施されています。
前述したスマートな筒周りに対して、
ボリューム感のあるヒール周りです。
しかし、
ヒールカップの丸みがきちんと吊り込まれていて、
山型のカットデザインによってスマートな筒周りへと綺麗に流れています。
見事なバランスですね!
この点、
「MALTON」のバックデザインは、
今季はブラックスエードな気分です! (38) Triker's ① M2508 MALTON (参) - 靴と歩む、僕の...
フラットなカットデザインでしたね。
また、特徴的なカットデザインの市革も有りました。
「HENRY」と比べると、より重厚感のある印象ですね。
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ブラックスエード
本靴のアッパーはブラックスエードです。
そして、
実はインラインでは展開の無い素材との事で、
この素材も『ARK』別注ならではなのです!!
今回の僕のテーマがブラックスエードのカジュアルブーツなので、
この別注が無かったら、
「HENRY」を取り上げる事も無かったでしょうね。
実際に「HENRY」とブラックスエードの相性も良いと思います。
「HENRY」が持つスマートな面を上品に引き出していますね!
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なお、スエードの種類ですが、
「上質なスウェード素材」としかありません、、、。
因みに、前靴「MALTON」ではリペロスエードが採用されていましたね。
前靴と見比べると、本靴の方が更に毛足が短いように見えるような・・・。
ひょっとして・・・「スーパーバック」???
ちゃんとした事は、分かりません。
今回はここまでです。
ではでは。
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