こんにちは。
今日も晴れました。
昨日に引き続いて割と穏やかな冬晴れでした。
ありがたいですね。
前回の続きです。
今季はブラックスエードのカジュアルブーツが気になっています!
という事で、
『Clarks』の「デザートブーツ」を取り上げています。
前回は、クラークスの歴史からデザートブーツの歴史まで、を確認しました。
1950年に登場して以来、70年以上経って今なお愛され続けている名靴ですね!
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それでは靴を見て行きます。
Clarks Deseert Boot
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フォルム
前回の終わり頃に触れましたが、
「デザートブーツ」の「The Original」の木型は220です。
フォルムについて、こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)
『BEAMS』中村達也氏による2020年10月12日の記事です。
冒頭に掲載された「デザートブーツ」は90年代後半頃の私物とのことです。
当時はイタリアでも流行っていたそうで、
ナポリの人たちはクラシックなスーツにデザートブーツを合わせたりと、
ファッション業界の間でもデザートブーツがちょっとしたブームになっていたのですね。
その後、ファッションの傾向の変化によって出番が減ったそうですが、
ドレスクロージングのカジュアル化が進んできて、
10年くらい前に『クラークス』の「デザートブーツ」を新調されたそうです。
つまり2010年頃当時の現行モデルですね。
ファクトリーのお話も少し書かれていますね。(学)
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で、本題です。
90年代のものと、2010年頃のものとを比較された結果・・・
フォルムが異なるのですね。
という事は、
220ラストのフォルムが変わったのかなと。
ここで終わらないのが氏の凄さで、
ドレスにも合わせられる当時のフォルムを再現しようと動かれました。
そして本当に製品が誕生してしまいました!!(凄)
詳しくは記事をご拝読下さい。
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また、同年に『BEAMS』ではこんなSpecialな別注モデルも作っていたのです!!
インサイドアウト・・・、
アヴァンギャルドでモードな「デザートブーツ」に仕上がっているじゃないですかっ!
今見てもカッコイイですね!!!
今はフォルムの話でしたね。
記事の中にラストの事もチラッと出ています。
「デザートブーツが登場した当時の『220』に近づけたラスト」
とありますので、やはり「現行の220」は「1950年当時の220と」は違うのでしょうね。
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今回取り上げるのは勿論、
現行モデルです。
ラスト220
ウィズは2Eとの事ですが、
『クラークス』としては普通幅という位置付けのようです。
個人的にはドレスシューズの普通幅より少しゆったりしているかなと思います。
ノーズ長は中庸です。
トゥは丸みのあるラウンドトゥです。
ウェストの絞りは少し。
ヒールの大きさは普通くらいです。
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横からも見てみましょう。
トゥがやや薄く、甲も低めですね。
ここは「デザートブーツ」の特徴的なフォルムだと思います。
そのため、フィット感も独特で、
横幅は特にきつくは無くても、
甲がややタイトな感じとなります。
今回はここまでです。
ではでは。
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