こんにちは。
今日も晴れました。
秋の天気なのかな。
ファッションとしてランニングシューズが気になっています!
あらためて初心にかえってみると、
僕に影響を与えたランニングシューズは主に3モデルで、
①『BALENCIAGA』の「Tripple S」は斬新な厚底ランニングシューズタイプ、
②『JOHN LOBB』の「FOUDRY」はクラシックなジョギングシューズタイプ、
③『BALENCIAGA』の「RUNNER」は(実は)2000年代頃のハイテクランニングシューズタイプ、
でした。
こう考えると、前ブランド『New Balance』の「990」は ②タイプ、「1906R」は③タイプ、ですね!
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そして、次に取り上げるブランドは、①タイプではないかと思います!
HOKA ONEONE
『ホカオネオネ』という変わった名前のブランドです。
っていうか、
ファンの方には申し訳ございません、なのですが、
正直なところ・・・こんなブランドあったっけ???
というくらい、僕にはあまり馴染みのないブランドです。
でも、ここ数年で結構見かけるんですよね!?
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まずは歴史から見てみましょう。
こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)
2009年、フランスのアネシー地方で生まれたブランドです。
創設者は、フランス人のジャン・リュック・ディアードとニコラ・マーモッドです。
二人とも、
トレイルランナーとして数多くの試合に参加するシリアスランナーであり、
代表レベルのアルペンスキーヤーでもあるという、
生粋のアスリートです。
二人はトレイルランニング用のシューズの進化がその他のスポーツに比べて遅れているという課題を感じていました。
特に一番の課題は、膝や足首に大きな負担のかかる下り坂です。
それまでのシューズでは、
スピードを上げると足に負担がかかり、
足の負担を軽減しようとするとスピードが上がらない、
というジレンマがありました。
そこで、
極厚で「マシュマロ」と評されるふわふわとしたクッションと、
立体的に足を包み込むような「バスケットシート型」ミッドソール、
を搭載したシューズを開発したのです。
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ブランド名の「ホカオネオネ」は、ニュージーランドのマオリ族の言葉で「さあ飛ぼう!」という意味です。
創業者がトレイルランニングのためにニュージーランドを走っていた時に、山頂でアイデアを閃いたから、というエピソードが元になっています。
100kmレースやトライアスロン、山岳耐久レースなどのプロランナーに売り込みをかける戦略が成功し、次々と入賞者を排出し、
ブランドリリースから数年で業界では知らぬものはいない知名度を獲得しました。
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さらなる流通強化のため、
2012年にアメリカ・カリフォルニアのブランドマネジメント会社で女性向けの『UGG』などを手掛ける『デッカーズ アウトドア コーポレーション』の資本を受け入れ、
翌2013年には『デッカーズ』がブランド買収を完了しました。
ちなみに、
創業者ジャン・リュック・ディアードは『デッカーズイノベーション』社の副社長として迎えられ、
ニコラ・マーモッドはプロダクトマネージメントコンサルタントとしてフリーの立場から『ホカオネオネ』の商品企画に携わっています。
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こちらのインタビュー記事も読ませて頂きました。(感謝)
本文中から推察するに、
おそらく2016年頃の記事ではないでしょうか。(?)
とすると、『デッカーズ』による買収後になりますね。
開発拠点はアメリカ・カリフォルニア州サンタバーバラにあるとの事です。
ファッション的に見ても、西海岸スタイルの勢いを感じますね!
創業者ジャン・リュック・ディアード氏の貴重なお話があります!
「スキー、ゴルフ、サーフィンといった業界では、1980年代と21世紀に入ってからでは全く別物のように道具が進化していたのに、
トレイルランニングシューズでは、30年近く経過した2009年当時、80年代のシューズと比較してもあまり変化が無かった。」
のですね。
「アドベンチャーレースや100マイルレースのような過酷な競技で、最後まで競技者を保護するシューズを完成させることができれば、
健康のために数マイル走っている人たちにとっても有用なはずだと思っていました。」
との事。
「そんな時に閃いたのが、
「走る時のストライドを車輪が回転するように、より流動性がある動きにするシューズがあれば、走りをより効率化することができ、どんなに長距離のレースでも従来よりもアスリートへの足の負担を大幅に軽減できるはず」
という事」
こうして、
「着地からシューズがローリングして蹴り出す、という一連の愛動きを、水が流れるように効率化するシューズの開発がスタート」したのですね。
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「まず着手したのが、アウトソールの形状をかかとからつま先にかけてロッカー(ゆりかご)状にしたこと。
これにより、着地から蹴り出しまでがスムーズで、自然と足が前に出るような感覚が提供できるように」なったのですね。
「次に行ったのがシューズのロードロップ化、
つまり、かかととつま先の高低差を低くして、自然な走り心地を提供しよう」と。
「ロードロップのシューズは長距離を走るランナーの消耗をより効率的にサポートすることができる」のですね。
「そして、柔軟かつ軽量なミッドソールを、上方に大きく巻き上げる構造を採用することで高い衝撃吸収性と安定性も確保しました。」
「このことにより〜ガタガタ道でも足をシューズの正しい位置にキープでき」るのですね。
こうして誕生した最初のシューズが「マファテ」です!
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つま先から踵まで、本当に分厚いソールですね!
今回はここまでです。
ではでは。
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