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今夏もランニングシューズの気分です! (164) Reebok ⓪ 歴史 (肆)

 こんにちは。

 今日は曇り時々晴れで、風が割と強かったですね。

 荒れ模様の天気でしたが、夜から雨になるようです。

 

 前回の続きです。

 『リーボック』のランニングシューズを取り上げようとしているのですが、

 その前に、歴史を確認しています。

歴史

 こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)

www.2ndstreet.jp

www.2ndstreet.jp

ja.wikipedia.org

 前回は、

 1989年の「THE PUMP」登場から、

 1995年の第二世代「INSTA PUMP FURY」登場まで、

 書きました。

 この時期にハイテク機能が大きく進化して、

 90年代からのハイテクランニングブームの中で『リーボック』はその中心的存在となりました。

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 1997年、「DMX 10」が発売されました。

 DMXとはダイナミック クッショニングの略で、

 リーボック独自のムービングエアテクノロジーによる衝撃吸収反発システムです。

 

 最大の特徴はソールに搭載されたエアポッドです。

 足が地面に着くたびにエアポッド内の空気が圧縮されてソール内の異なるゾーンに移動することで、優れた安定性をクッション性を生み出します。

 

 故アレキサンダー・マックイーンもランウェイの最後を飾る場面でオリジナルカラーの「DMX 10」を履いていました。

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三越伊勢丹オンラインストア

 

 1998年、「3D OPUS」を発売しました。

 90年代初頭から続いたハイテクスニーカーブームも落ち着いてきた頃、

 創設者J.W.フォスターが追い求めた「どうしたらもっと速く走れるのか?」という命題に対して、超軽量化というコンセプトをもって挑んだランニングシューズです。

 軽量化のためソックライナーを取り外し、ストラップや補強パーツと連動させたシューレースシステムを搭載しました。

 さらに足裏全体にグラファイト製プレートを敷き、ミッドソールとアウトソールの役割を果たす「3D ULTRALITE SOLE」を合体させました。

 

 2002年、フットウェア&アパレルコレクション「RBK」を発表しました。

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 2005年、業績低迷を止められず、『アディダス』社の傘下に入りました。

 以降は同社の一ブランドとして展開されました。

 

 2007年、ランニングシューズ「タイカン」をリリースしました。

 日本陸上競技連盟女子長距離マラソン強化部長・金哲彦が推奨するランニング法「体幹ランニングをサポートするシューズ」というコンセプトのもとに開発されました。

 

 2009年、ウォーキングシューズ「イージートーン」をリリースしました。

 美脚、ヒップアップなどの美容効果を前面に押し出した女性向けシューズで、ショッピングや通勤・通学、散歩などの日常生活でのより多くのカロリー消費を可能にするとしていました。

 しかし、アメリ連邦取引委員会(FTC)から、『リーボック』の広告には科学的根拠が無く、機能を課題に表示している、と指摘されました。

 

 ハローキティとのコラボアイテム「リーボックハローキティ」をリリースしました。

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BEAMS Online Shop

 

 2009年、「ZIG」を発売しました。

 『NIKE』がエア クッションニングシステムを進化させた「SHOX」を発表し、先進的なビジュアルとキャッチーなテクノロジーを具現化させた後、

 『リーボック』も対抗する形で新たなクッションテクノロジー「ZIGTECH」を発表しました。

 

 これを搭載したのがランニングシューズ「ZIG」です。

 のちにドーピングシューズとも称され、某マラソン大会では着用禁止も言い渡されたそう。

 ジグザグ状に成形したEVA素材が着地時の衝撃を吸収して推進力に変換します。

 そして極めて高い屈曲性も確保できるというメリットもありました。

 

 2012年、前年までNFLの公式アパレルでしたが、

 この年から『ナイキ』に変更されました。

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 2013年、「ATV 19」が発売されました。

 デザインのモチーフは、あらゆる路面で走行可能な車両「All TERRAIN VEHICLE」です。

 一般的には四輪バギーなどを指しますが、

 アウトソールに並んだ19個の突起デザインから想起されるのはカナダ製の水陸両用8輪マルチ駆動ビークル「ARGO」。

 一部ではタコ足やイモ虫とも揶揄された突起は、各々があらゆる地形を捉え、しっかりグリップするように傾斜角度が計算されています。

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 2021年、『アディダス』社は業績不振が続いていた『リーボック』を好転させる事ができず、売却する方針を発表しました。 

 2022年3月1日にはオーセンティック・ブランズ・グループが買収しました。

 

 オーセンティック・ブランズ・グループについて、こちらの記事を読ませて頂きました。

www.fashionsnap.com

 2010年に創業し、様々なブランドを買収しているアメリカの会社との事です。

 長期的なパートナーシップを目指し、

 流行に左右されずに生き残っていけるブランドを買収しているのですね。

 

 2022年、日本国内での販売権とライセンス権を伊藤忠商事が取得しました。

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 『リーボック』のロゴについても確認しておきたいと思います。

 こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)

blog.goo.ne.jp

 ブログ主様は野球をされていたのですね。

 1990年代頃のMLB名選手達でしょうか?? 

 確かに足元にはベクターロゴが!

 

 ロゴ画像に注目すると、

 1895〜1986年までは「Reebokユニオンジャック」です。

 但し、『Reebok』という名前になったのは1958年でしたよね。

 創業者フォスター氏の孫であるジョセフ氏とジェフリー氏が、ガゼルのアフリカでの呼称「リーボック」に由来して変更されました。

 

 1986年から「ベクターロゴ」が登場しています。

 その後カラー変更などもあったようです。

 

 2000年から「Reebok」のみに、

 2002年から「reebok」のみになっています。

 

 2004年からは「ベクターロゴ」のみになっています。

 

 2006年から「RbK」のみに、

 2008年から「Reebok」のみになっています。

 

 20014年に「リーボック デルタ」ロゴが加わりました。

 

 その下のまとめでは、

 〜1986年までが「Reebokユニオンジャック」、

 1986年〜2014年までが「Reebokベクターロゴ」、

 2014年〜が「Reebokとデルタロゴ」、

 ですね。

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

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