こんにちは。
今日も晴れました。
真夏日が続いていますね。
前回の続きです。
『JOHN LOBB』の「FOUNDRY Ⅱ」を取り上げています。
JOHN LOBB FOUDRYⅡ
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前回は、フロントデザイン、フェイシング、について書きました。
トゥガードとレースステイが一枚の革で繋がったパーツ構成でしたね!
そして、フェイシングに特徴のある「FOUNDRY(Ⅰ)」と大きく異なるデザインとなっていました。
サイドデザインも「Ⅰ」とは大きく異なります!
サイドデザイン
W字型のトゥガードの端が、
ヒールへと長く伸びています!
ドレスシューズ で言うところの「ロングウィングチップ 」のようなデザインです。
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このようなデザインは以前取り上げた靴にもありました。
でも、
「FOUNDRY Ⅱ」は、
やはり違うのです!
ヒール箇所を見ると、
アウトサイドカウンターやヒールタブのようなカットライン・ダブルステッチが見られます・・・が、
あぁっ!!
切れて無〜い!!(Part 2)
そうです、
トゥガードの(両)端からサイドの下部を通ってヒールまで、
そして前回チェックしたレースステイも、
今夏もランニングシューズの気分です! (139) JOHN LOBB ③ FOUNDRY Ⅱ (弐) - 靴と歩む、僕の...
これら全てが一枚の革で構成されているのです!!
パーツ数を少なくして一枚の革から大きな面積のパーツを取る、
それも厳選された極上の革の中から綺麗な箇所を選りすぐって、
という作りとなっています!
これは、『ジョンロブ』のドレスシューズで、
中でもイヤーモデルやプレステージのようなプレミアムモデルで、
採用される作りですよね。
緻密に計算された構造と精緻な製靴技術、
もちろん靴としての履き心地の良さと美しい見た目を兼ね備えた上で!
これを成し遂げてしまうブランドはそうそうありません。
まさに最高峰のクラフトマンシップだと思います!
「Ⅱ」のアッパーデザインにも、そうしたブランドの精神を感じます。
やはり『ジョンロブ』ですね!!
なお、
このパーツの間にあたるクォーター箇所は、
同じ革を使った別パーツとなっています。
ここを敢えて別パーツにする事で、
スニーカーらしいデザインとなっているように思います。
今回はここまでです。
ではでは。