こんにちは。
今日は晴れたは晴れたのですが、
日が暮れる頃からまた・・雨が降ったり止んだり。
西日本では大きな被害も出ているとの事で、心配です。
『Church's』のランニングシューズタイプのスニーカーを取り上げています。
モデル名が分からないので、ひとまずアッパー素材から「ブラウンレザー」と呼ばせていただいています。
Church's ブラウンレザー
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前回は、フォルム、アッパー素材、について書きました。
割とすっきり細身な印象で、クラシックなランニングシューズのような雰囲気を感じます。
アッパーがオールレザーというのも後押ししているのかな!??
とは言っても、上質ですが!
フロントデザイン
トゥガードの革の切り返しがある・・・ように見えますが、
よく見ると、
別革では無いですね!
ヴァンプ箇所と一枚革になっていて、
ステッチでトゥガードのような形がデザインされています!!
トゥガード箇所は中央がレースステイへと伸びるW字型のようなデザインです。
このデザインは最初に取り上げた「CH 873」とは・・・
異なりますね。
そして、
ヴァンプも同じレザーです。
一枚革ですから!
ステッチでしっかり沈ませることで、あたかも別パーツが組み合わされているように見えますね!
ステッチで別パーツがあるように見せるデザインというと、、、
ドレスシューズでは、イミテーションブローグでしょうか。
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流石ドレス、
パーフォフェーションやステッチデザインも凝っていて、
装飾性が高いですね!
ドレスシューズでは段差があるよう感じはしませんね。
ライニングの厚みが影響しているのかな!?!?
ともあれ、スニーカーとしては段差があるような感じは効果的なデザインだと思います。
らしさが出てますよね!
フェイシング
U字型のようなレースステイは別パーツです。
素材はヴァンプ等と同じレザーですね。
ここについてはまた後で書きたいと思います。
レースホールは6対で、
内鳩目です。
シューレースのカラーはダークブラウンでしょうか。
アッパーと調和しつつ、引き締め効果のある色ですね!
タンもレザーです。
中央辺りにシューレースを通すパーツが付いています。
上部にはブラックで『Church's』ロゴが刻印されていますね
サイドデザイン
トゥガード箇所の端は後方へ伸び、途中別パーツが入りますが、ヒールへと傾斜して上がっていくストレートラインを描いています。
長いストレートラインが力強いデザインですね!
そして、
実はここも全て一枚革です。
よく見ると、ステッチによって区切られたようなデザインになっていますね!!
トゥガード箇所の端にあたるボールジョイント辺りに注目すると、
ここからレースステイへ伸びるデザインもステッチで施されています。
そして、
やはり目を引くのは、
レースステイ中程からソールのウェスト辺りへと傾斜して伸びる別パーツのカットラインですね!!
目を引く理由は、
しっかり幅のある太いバンド状である事と、
上部に長方形の窓が開けられ、中にブラックで『Church's』ロゴがデザインされているから!
やはりロゴは目を引きますね。(笑)
このようなデザインは1足目の「CH 873」でも見られました。
外側のレースステイ脇に小窓を設けてブランドロゴ・・・
といえば?
イギリスの老舗スポーツブランド『Reebok』に見られますよね!
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タンやヒールのロゴの入り方とか、ソールの雰囲気とか、
本靴も影響を受けていそうな感じがするような!?
このようなデザインは他ブランドではあまり見られないように思います。
ここまで見てきた中でも・・・あったかなぁ??
そういう意味では、
イギリスっぽいデザインと言えるのかな!?(笑)
今回はここまでです。
ではでは。