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今夏もランニングシューズの気分です! (96) BERLUTI ④ GRAVITY (後)

 こんにちは。

 今日も晴れましたね。

 夜にぱらっと降るのが今年の梅雨なのかな。

 そして、地域によってかなり違うようですね。

 

 『ベルルッティ』の「GRAVITY」を取り上げています。

BERLUTI GRAVITY

 

 2019年春夏に登場したモデルです。

 

 前回はフォルムとフロントデザインについて書きました。

 ブランドロゴを抑え、デザインで魅せています!

サイドデザイン

 トゥガードの端に接する箇所からヒールまでと、

 ヒールからトップラインにかけて、

 ヴェネチアレザーが使われています。

 

 サイド下部は独特のウェーブラインを描き、

 ヒールはコの字型ですね。

 デザイン性の高いカットラインです!

 

BEAMS Online Shop

 

 サイドパーツとレースステイ箇所のヴェネチアレザーの間をラバーパーツが埋めています。

 傾斜したストライプ状の溝がデザインされていて、控え目に「BERLUTI」ロゴもあります。

 やはりブランドロゴを抑えたデザインですね。

 

 ファブリックとレザーだけではなく、

 ラバーパーツも加わる事で、

 ハイテク感が増しているように思います。

 

 これらの素材使いで思い起こすのは・・・

 こちらの名作です!

 

 『NIKE』の「AIR MAX 90」ですね。

 ナイロンファブリックやレザーにTPUが組み合わされた斬新なデザインで、

 歴代「エアマックス」シリーズの中でも高い人気を誇る名作ですね!

 

 このような名作スニーカーは今日の高級スニーカーにも大きな影響を与えていると思います!

 

三越伊勢丹オンラインストア

 

 このまま、ヒールについても触れておきます。

 画像が無いのですが、

 両サイドからのヴェネチアレザーがヒール中央で縫い合わされています。

 その縫い目の上にバックステイ(棒市)としてナイロンファヴリックが使われています。

 その上部はプルストラップになっています。

 

 ヴェネチアレザーの上部にはヒールタブがあります。

 ここも特徴的なデザインで、

 面積も、厚みも、大きめです!

 ふっくらとしたヒールタブは印象的ですし、

 足あたりも気持ち良さそうですね!

 

 アッパーの下のミッドソールについても。

 少しアッパーを覆うようにデザインされていて、

 ブランドロゴも刻印されています。

 

 ソールは本靴の大きな特徴です。

 特にヒール箇所は、

 高さも、裾広がりの張り出しも、

 際立っています!

 つまり、ボリューム感が凄い!!

 

 

 あらためて、ミッドソールをチェックします。

ミッドソール

 カラーの関係で少し分かりづらいですが・・・

 アッパーのヴェネチアレザーのすぐ下を見ると、

 トゥからヒールまでブラックのミッドソールがあります。

 

 特にヒール箇所は張り出しも大きく、

 上でも書きましたが、アッパーに「噛み付いて」いますね!(笑)

 

 実は、

 ブラックのミッドソールを2枚重ねたような2段デザインになっています。

 そして、細かなデザインまで凝っています!

 

 ブラックの下に、

 ホワイトのミッドソールがあります。

 こももトゥからヒールまであって、

 特にヒールはグンッと張り出しています!

 

 

 今一度確認しますと、

 上層のブラックは2段デザインになっていて、

 下層のホワイトは1段デザイン、です。

 つまり3段デザイン

 ・・・

 といえば!??

 そう!

 『BALENCIAGA』の「TRIPLE S」ですよね!!

今春はランニングシューズの気分です。(10) BALENCIAGA TRIPLE S - 靴と歩む、僕の...

 2017年秋冬コレクションで登場したモデルでした。

 今回のランニングシューズ特集で、もう何回登場したでしょうか。

 影響力凄過ぎますね!

 

 「グラビティ」は「トリプルS」ほどダイナミックなデザインでは無く、

 もう少しマイルドな厚底デザインですね。

 このバランス加減が老舗ドレスシューズブランドなのかなと思います。

 

 

アウトソール

 先ほどのサイドから見た画像でも、ブラックのアウトソールが見えます。

 特にヒールは裾広がりの最後にあたる事もあり、

 張り出していますね!

 ブラックのアウトソールを見ると、

 靴底全面では無く、

 敷石のように(?)ブロックパターンが並べられたデザインです。

 

 所々ミッドソールのホワイトが見えていますね。

 かなりスポーティーな印象です!

 

 

感想

 『ベルルッティ』らしからぬ、ボリューム感たっぷりのスニーカーです。

 クリス・ヴァン・アッシュ就任直後ですので、ファッション性を意識したモデルだったのではないでしょうか。

 ダッドスニーカー人気に乗ってデザインされたのかなと。

 

 そのブームからだいぶ経った現在、

 厚底スニーカーは廃れたでしょうか?

 

 個人的には、否、だと思います。

 ・・・いや、個性の強い厚底シューズはもう、、、なのかも・・

 といってみたものの、

 そもそも僕自身が過剰な厚底デザインに興味が無いので良く分かりません。

 ただ、

 マイルドな厚底スニーカーは定着した感があるように思います。

 というのは、やはり履き心地の良さの魅力かと!

 これはスニーカーの進化とも言えるのではないでしょうか!?

 

 クッション性の良い厚底スニーカーは、

 疲れた足を癒す時や、動き回る時に、

 履きたくなりますよね!!?

 自分の足に合った快適なスニーカーは、現代のワードローブの1つに入って良いように思います。

 

 

おまけ

 色違いを見つけました。

 こちらはモノトーン系です。

 

 パティーヌもグレー系です。

 ホワイトが効いていますね!

 

 こちらはホワイト系です。

 

 レザー箇所も・・・オールホワイトですね。

 パティーヌはされていないようです。

 なんだか、逆に(?)贅沢??

 今度はブラックが効いていますね、逆に!

 個人的には、ホワイトレザーパーツのコバがブラックというのが丁寧で良いです!

 

 こちらはスクリットデザインです。

 

 ホワイトレザーにスクリットデザインがプリントされているのかな?

 本靴はアッパーにラバー系素材は使われていないようで、そこもレザーになっていますね。

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

CASETiFY


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