スポンサードリンク

今夏もランニングシューズの気分です! (95) BERLUTI ④ GRAVITY (前)

 こんにちは。

 今日も晴れました。

 東京は今のところまだ暑いだけ・・・ですが、

 大雨で本当に大変な地域も、、、。

 自然の脅威の次元が変わったのかな。

 

 『ベルルッティ』のランニングシューズタイプのスニーカーを取り上げています。

 続いてはこちらのモデルです。

BERLUTI GRAVITY

 

 モデル名は「GRAVITY」・・・

 重力?

 

 「グラビティ」は2018年4月に『ベルルッティ』のクリエイティブ・ディレクターに就任したクリス・ヴァン・アッシュが2019年春夏シーズンに発表したモデルです。

news.line.me

 

 なお、クリス・ヴァン・アッシュは「21-22秋冬シーズン」をラストに退任されました。

 現在は後任を置かず、

 独自のスケジュールでコレクション発表をされている・・・

 のでしょうね。

www.wwdjapan.com

 

BEAMS Online Shop

 

 では、靴を見ていきましょう。

フォルム

 幅は普通くらいか、気持ち大きいくらい、でしょうか。

 

 インサイドカーブも、アウトサイドカーブも、緩やかで大人しめです。

 

 そのため、ラウンドトゥも大きなカーブを描いています。

 

 横からも見てみましょう。

 トゥスプリングが効いています。

 そのため、トゥからヴァンプまで水平線を描き、そこから甲へと傾斜が効いています。

 

 全体的には裾広がりの効いたシェイプです。

 

三越伊勢丹オンラインストア

 

フロントデザイン

 U字型のトゥガードは、

 レザーです。

 ヴェネチアレザー・・・で良いのかな??

 パティーヌ・・というか、ブラックに見えますね。

 ヴァンプ側のカットがややスクエア気味のデザインです。

 

 ヴァンプはファブリック生地です。

 グログランのような織目が見えますね。

 おそらくタンやヒール等と同じ生地でしょうから、ナイロン素材なのかな??

 

 レースステイはいくつかのパーツで構成されています。

 最下部はU字型のヴェネチアレザーで、トゥガードとリンクするようにスクエア気味のカットラインです。

 

 その次(甲方向)の1ホール分だけはラバーパーツです。

 このラバーパーツはトップラインまで伸び、

 サイド方面も覆うデザインとなっていますね。

 

 そのラバーパーツの上からヴェネチアレザーのパーツが付けられています。

 ここは装飾デザインでしょうね。

 

 レースホールに注目します。

 上2つと下1つはラバーパーツにホールを開けたデザイン、

 その間はループ状の別パーツをつけたデザイン、

 となっています。

 

 

 タンはヴァンプと同じくファブリックがベースとなっています。

 中程にシューレースを通すパーツを兼ねたレザーパーツが付けられています。

 「Berluti」のロゴもそこにあるようですが、シューレースが上を通るので見えなくなっています。

 ここは敢えてロゴを見えずらくデザインしたのかもしれませんね。

 

 この点、

 個人的にブランドロゴというのは一長一短だと思います。

 時にコーデのアクセントとなりますが、

 時に他ブランドのロゴと干渉してコーデの品を落とす危険も・・・。

 

 ただし、シューズブランドであればファッションブランドのロゴと喧嘩する感じにはなりずらいかなと。

 これはシューズブランドの良さだと思っています!

 とはいえ、、感じ方はひとそれぞれですが。

 そもそもブランドを知らない人から見たら、ロゴが喧嘩しているようには見えないでしょうし。

 

 ですので、あくまで僕の場合ですが、

 『ベルルッティ』はというと・・・、

 確かに近年はファッションブランドのイメージもありますが、、

 やはり老舗シューズブランドですから、

 ロゴが見えても大丈夫かなと!(笑)

 

 でも、(?)

 「グラビティ」はロゴが見えずらくなっているのです。

 ロゴが見えなくても大丈夫な理由がちゃんとあるからでしょうね!?

 だって、

 ヴェネチアレザーが使われていますから!!

 

 ファブリックがブラックなのに対して、

 ヴェネチアレザーはダークブラウン系のパティーヌです。

 全体に馴染みつつも、ちゃんと分かるようにパティーヌされていますね!(美)

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

 


スポンサードリンク