こんにちは。
今日は曇り時々小雨。
すごく寒いわけではなくなってきたのですが、
暖かさはまだ感じられない、
冬服を着ているので、まだ冬、
という感じでしょうか。
カーリング女子の決勝がありました。
残念でしたが、しっかり力をつけてこられた結果の銀メダルは本当に凄い!!
ハラハラドキドキ心揺さぶる感動をありがごうございました。
嬉し涙と悔し涙のブレンドで涙倍増というのもロコソラーレの魅力ですね。(美)
ひとまずお疲れ様でした。
そして、次を期待していますよ!!
ベルルッティのシングルモンクを取り上げています。
今回はこれまで見てきたモデルとは打って変わって、
とてもプレーンなこちらのモデルです!
本当にベルルッティ??(笑)
Berluti シングルモンクスリッポン
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本当にベルルッティなの??
って思ってしまうくらい(!?)、プレーンな印象ですよね。
でも、なんとなくあのアイコンローファーの面影を感じるような・・・
フォルム
ノーズ長が控えめな感じです。
ショートという程ではありませんが、オールドな雰囲気ですね。
多分、デザインの影響も大でしょうが。(笑)
幅も十分に確保されているように見えます。
ボールジョイントからトゥにかけて絞りが効いていてシャープな印象ですね。
スクエア感のあるラウンドトゥ、いや、丸みのあるスクエアトゥ、でしょうか。
サイドにややエッジが表れていて、チゼルのようにも見えますね。
独特のシャープな雰囲気で、
昔のCLUBコレクションの「ANDY」を思い起こしました。
・・僕だけでしょうか?
デザイン
クォーターの革の切り返しが無く、羽根もありません。
ベースとなっているスタイルはスリッポンですね。
アッパーには、モカ縫いやトゥキャップ、ブローグやスクリット等の装飾は無く、プレーンなデザインです。
パティーヌも濃淡のコントラストが殆ど無く、極めてプレーンな印象ですね。
その中で特徴的なデザインといえば、大きなタンではないでしょうか!
なんとなく「Andy」を感じませんか!??(笑)
ベルルッティのアイコンとも言える「Andy」は、シャープなスクエア型のモカと共に、大きめなスクエアタンが印象的なローファーの名作ですね!
「Andy」のタンは、サドルの上から、トップラインには被らずに、出ています。
幅はサドルよりは小さいです。
本靴のタンは、(途中にストラップが掛かっていますが)ヴァンプの延長にタンが繋がっているようなデザインで、トップラインにも被っていますね。
幅も甲を覆い隠すくらい大きいです。
両靴のタンをしっかり見比べると、フォルムや位置は確かに違います。
ただ、どちらもオーソドックスなデザインと比べると明らかに大きめで、
上部に向かって広がるフォルムで、
個性的で印象的なデザインである、
という点で共通するように思うのです。
こういうデザインは他ブランドではあまり見ない事もあって、ベルルッティらしいデザインかなと思います。
ストラップ、バックル
大きなタン(タンで合ってますかね??)をより強調させているのがストラップとバックルのデザインだと思います。
細いですよね!!?
ストラップはソールのウエスト辺りから伸びています。
まるで細いベルトで甲を締めるようなデザインですね。
ストラップの細さに合わせて、バックルもコンパクトなサイズです。
極シンプルでプレーンなデザインですね。
艶のあるゴールドで、とても上品な印象です。
大きなタンに対して細いベルトと小ぶりなバックルという対比が効いています。
タンはより大きく、ベルトはより細く、バックルはより小ぶりに見えますね!
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後ろ姿
ヒールは縫い割りで、上端はドッグイヤー です。
細やかなステッチが綺麗ですね。
ヒールブロックは、張り出しが小さく抑えられていて、高さも控えめですね。
スリッポンが室内靴に由来している事を思わせます。
ソール
シングルレザーソールです。
試着程度の擦り傷で、十分綺麗ですね。
ウエストには、横書でBerlutiのブランドロゴ、その下にサイズが刻印されています。
感想
ノーズ長が控えめで、パティーヌもほぼ単色のプレーンな色味なので、非常に上品な印象です。
まるで、80年代くらいの、クラシックで上質なイタリアのドレスシューズのような。(妄想)
その上で、トゥにかけてのシャープなフォルムや大きなタンが個性を現していますね!
ベルルッティでは無いようで、ベルルッティらしさが感じられる、独特のクラシックな魅力を感じます!!
パティーヌを変えるとまた印象が違ってくるのでしょうね!!
今回はここまでです。
ではでは。
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