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今春はランニングシューズの気分です。(47)Maison Margiela ⓪ Tabi

 こんにちは。

 ・・・

 昨夜も記事の公開を飛ばしてしまいました、、、。

 睡魔が、、。

 すみません。

 

 あらためまて、

 こんにちは。

 今日は雨は上がりましが、気温は上がりませんでした。

 5月というのに結構肌寒かったですね。

 

 『Maison Margiela』のランニングシューズタイプのスニーカーを取り上げ・・ようとしています。

 その前に、前回はブランドの歴史的な事について書きました。

 マルジェラは1988年にメゾンを立ち上げ、2008年に引退状態となました。

 その後2014年にジョン・ガリアーノがクリエイティブ・ディレクターに就任されましたが、マルジェラは引退までの20年間でメゾンのスタイルを確立させたと言えるのではないでしょうか。

 いや、実質的にはもっと短い期間で成し遂げたのかもしれませんね。

 そのスタイルにクラシックたりうる美があるからこそ、現在も人気が続いているのかなと思います。

 

 では、『メゾン マルジェラ』のスニーカーを見ていきましょうか。

 1つ前に取り上げていたブランド『エルメス』からの流れで・・・オーソドックスな雰囲気のあるモデルから取り上げようと思ったのですが、、、

 やはり『メゾン マルジェラ』らしさがしっかり感じられるモデルからの方が良いかなと。

 

 らしさって何??

 う〜〜ん・・・

 他のブランドには無いデザイン、

 ブランドの精神が反映されているデザイン、

 定番として作り続けられて認知されているデザイン、

 ・・でしょうか。

 

 

 それでは、

 『メゾン マルジェラ』のシューズといえば?

 

 やはり何といっても「Tabi」でしょう!


 

 従来はレディースでの展開でしたが、

 2017年秋冬コレクションからはメンズ展開もされるようになりましたね!

 

 「Tabi Boots」は1989年のファーストコレクションで登場しました。

 誕生のきっかけは、マルジェラが初めて東京を訪れた時に地下足袋姿の作業員を見て、柔らかい足袋にヒールをつけてみようと思ったからと言われています。

 そしてデビューコレクションのエンディングに登場したのが「タビ ブーツ」でした。

 赤い塗料に浸した「タビ ブーツ」を履いたモデルが真っ白なキャットウォークを歩き、足袋特有の足跡を見せる演出がされたそうです。

 今では伝説のように語られるエピソードですね!

 

 こちらの記事では回顧展の様子から「タビシューズ」も紹介されています。(感謝)

www.vogue.co.jp

 やはりファーストシーズンで登場したとの事。

 

 こちらの記事では当時の様子が書かれています。(感謝)

369blog.work

 ブランドは「反モード」から始まったのですね!

 

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 あ・・、僕の目的はあくまでスニーカーでした。(苦笑)

 

 繰り返しになりますが、「タビ」は元々「足袋」からデザインされました。

 しかし、「足袋」とは異なる大きな特徴がありますよね?

 レザーで作られ、

 ハイヒールとなっている点です。

 そこはやはりレザーシューズ文化だからでしょうか。

 

 と書いてはみましたが、

 レザーで「足袋」を作る事はそう簡単では無かったようです。

 それに関する当時の事が書かれた記事を見つけました。(感謝)

https://www.ssense.com/ja-jp/editorial/fashion-ja/the-uncanny-appeal-of-margielas-tabi-boots?lang=ja

 マルジェラはゴルチエで働く前に自分のシューズラインを持っていたのですね。

 

 マルジェラが自身の初コレクションに向けて「タビ」を作ろうとしたところ、それを引き受ける靴職人が見つからなかったそうです。

 伝統的な工房にとってそのデザインは斬新過ぎたのですね。

 

 しかし、ゴルチエで働く前に作っていたマルジェラのシューズを取り扱ったアントワープのショップ『Cocodrillo』のGeert Brulootがイタリア人靴職人Amelio Zagatoを紹介したそうです。

 ブルルートがディナーの席で「タビ」の試作品を見せたところザガトの目が輝いたそう!(匠)

 こうしてイタリア製の「タビ シューズ」が誕生したのですね。

 

 そして、デビューコレクションのファーストルックでも登場していたのですね。

 また、フィナーレでの赤い足跡の演出は「新しい靴に気づくべき」という狙いで考案されたとの事です。

 マルジェラの靴に対する強い思いがうかがわれますね。

 

 

 「タビ」は高い人気となりました。

 ですが、このような靴を作る他所のブランドは殆どありません。

 やはりレザーシューズ文化においては爪先が分かれたデザインは今なお特異だからなのでしょうね。

 

 しかし、だからこそ、

 「タビ」はマルジェラならではのデザインとなったのではないでしょうか。

 

 そして、レザーシューズ文化の美意識に対する反骨精神・・とも言えるのかな??

 であるなら、ブランドの精神が現れていますね。

 

 更に、ファーストコレクションから現在に至るまで作り続けられています。

 つまり、定番として作り続けられているデザインと言えますね。

 

三越伊勢丹オンラインストア

 という事で、

 いまやブランドを象徴するデザインと言っても過言では無いでしょう!

 ・・・この流れからこのまま「Tabi Shoes」を取り上げたくなりますが、、

 今回はランニングシューズ特集ですからっ!

 

 でも、実は、

 ランニングシューズタイプの「Tabi」もあるのです!!

 

 でも、今回はここまでです。

 ではでは。

CASETiFY


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