こんにちは。
今日は晴れました。
でも、気温はそれほど上がらなかったのかな??
思ったより肌寒かったように感じました。
『メゾン マルジェラ』のランニングシューズタイプのスニーカーを取り上げ・・・ようとしているのですが、、、
そう言い始めて既に3回分が費やされてしまいました。(苦笑)
前回は『メゾン マルジェラ』らしい靴の話から、「Tabi」について書きました。
他のブランドには無いデザインで、(全く無い訳ではありませんが)
ブランドの精神(反骨精神)が反映されていて(?)、
ファーストコレクションから現在に至るまで定番として作り続けられて認知されている、
まさに『メゾン マルジェラ』らしい靴と言えるのではないでしょうか!
・・・
ただ、今回はランニングシューズの特集をしているので、、、
「Tabi Shoes」は該当しませんよね。
でも、実は、
ランニングシューズタイプの「Tabi」もあるのです!!
しかも、
あの有名スポーツブランドとのコラボで!
Maison Margiela × Reebok INATAPUMP FURY OXFORD
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あっ!
『Reebok』の、あの有名な「INSTA PUMP FURY」!?
『Reebok』といえば、白いスニーカー特集の中でスニーカー の歴史を調べていた時に登場したブランドでした!
1895年、陸上選手であったジョセフ・ウィリアム・フォスターが靴底に釘を打ち付けたランニングスパイクを作った事から始まりました。
それはパフォーマンスを向上させるために改良されたスポーツシューズが誕生した瞬間とも言えるものでしたね。
さて、スポーツシューズの老舗『リーボック』は、1994年に世界をアッと言わせる画期的なランニングシューズを発表しました。
それが「INSTA PUMP FURY」です!
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レースアップ仕様を廃し、スリッポンのように履くことができるスニーカーです。
でも、、、
スリッポンでは足にしっかりフィットしないので走りにくいのでは?
それを解決したのがポンプシステムなのです!
アッパーに内蔵された空気室に空気を送り込む事で足にフィットさせ、フィット感と軽量性を向上させました。
実は、ザ・ポンプテクノロジー自体は1989年に誕生しており、バスケットボールシューズの「ザ ポンプ」に搭載されました。
1991年にそのシューズを履いてNBAオールスターズのダンクコンテストで優勝したボストン・セルティックスのディー・ブラウンが目隠しとともにポンピングのパフォーマンスをした事で大ヒットを記録したと言われていますね!
また、1991年にテニス選手マイケル・チャンが「ポンプ コートビクトリー」を履いて大活躍したそうです。
こうしてポンプシステム人気が高まったところで登場したのが「Instapump Fuly」でした。
もともとはランニングシューズの上位モデルとして登場し、トップアスリートに向けたハイテクモデルだったようです。
しかし、当時のファッションアイコンでもあったBjork(ビョーク)が雑誌の表紙で履いた事でファッションとしての人気が高まりました。
同時代に登場した伝説の「エアマックス95」と共に90年代のハイテクスニーカーを代表する1足と言っても過言では無いでしょうね!
上で取り上げたモデルは当時のオリジナルカラーとも合致します。
デザインをしたスティーブン・スミスは「ランナーが炎に包まれているように見せるため」にイエロー×レッドという目にも鮮やかな配色を施したそうです。
この1stカラーは通称「Citlon(シトロン)」と呼ばれるのですね。
その「Instapump Fury」と「Tabi」が合体したのが
「Instapump Fury Oxford」なのです!
実は2020年秋冬で先にブーツタイプが登場していました。
そして次のシーズンでローカット(Oxford)が登場したのですね。
日本国内では2021年4月30日の発売だったようです。
それでは、いよいよ、
靴を見ていきましょう。
・・・
でも、今回はここまでです。
ではでは。