こんにちは。
今日も曇り気味の晴れくらいだったでしょうか。
油断すると肌寒いこの気候にも、、いくらか慣れてきたかなぁ。
『DIOR』のランニングシューズタイプのスニーカー「CD 1」を取り上げています。
DIOR CD1
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前回は「CD 1」の発表時期予想(?)とフォルムとアッパーデザインについて書きました。
「クラシックなランニングシューズ」がベースになっている事もあり、全体的にはそれらしい印象です。
しかし、ランニングシューズではあまり見られないクリア樹脂素材使いにデザイン性の高さを感じました。
さらにアッパーデザインを見ていきます!
フェイシング
レースステイも特徴的なデザインだと思います。
6+1,5ホール、とでも言いますか、
両サイドに6+1ホールと、
一番下(トゥ側)の中央に1ホールありますね。
サイドの下4ホールと最下中央1ホールはループ状で、
サイドの下2ホールはクリア樹脂素材、
その上2ホールはブラックのナイロン生地素材です。
また、最下1ホールを入れて4対分のシューレース通しがブラックのテープでデザインされています。
上2+1ホールはレースステイにホールを開けたデザインです。
シューレースもポリエステル系の丸紐で、
ホワイト生地の中央にグレーのラインが入っています。
結構盛り沢山なデザインが入っていますよね!
更に、タンの一番上には「DIOR」ロゴが刺繍されています!
何気なく存在感のあるフェイシングですね。
後ろ姿
アッパーの上半分はヒールタブ、下半分はアウトサイドカウンターです。
ヒールタブは
ホワイトのナイロンメッシュ生地の上に、
ブラックのヌバック生地、更にその上に、
グレーの合皮、
と重ねたデザインになっています。
アウトサイドカウンターの中央には、
楕円形のフレームの中に「DIOR」ロゴ!
コントラストの効いたデザインでロゴがくっきり見えますね。
ソールのヒールもチェックしておきます。
ホワイトのミッドソールはかなり厚みがありますね。
その真ん中にはクリア樹脂が埋め込まれています。
アッパーのフレームパーツにもクリア素材が使われていますが、デザイン的な繋がりが感じられますね。
アウトソールはベージュのラバー素材で、
厚みはあまり無く、
ゴツゴツもしていませんね。
ミッドソール
あらためてミッドソールをチェックします。
特に厚底という程ではありませんが、ランニングシューズとして十分な厚みがありますね。
トゥ側は薄く、ヒール側にいくにつれて厚みが増しています。
ウェスト箇所より前方にはクリア樹脂素材が埋め込まれていますね。
ヒール辺りには斜めに「DIOR」ロゴが入っています。
この斜め感もデザインで、
アウトソールの窪み箇所に合わせてミッドソールに年輪のような溝が刻まれています。
この溝も断層のようなデザインで、
アッパーのフレームパーツが重なったデザインとの繋がりを感じます。
ヒール箇所のミッドソールは後方へ裾広がりに張り出しています。
このフォルムを見ていると、
『BALENCIAGA』の「トリプル S」を思い起こします。
「トリプル S」の方がボリューム感は大きいですが、
あの頃あたりからアウトソールのヒールが大きく張り出すデザインが広まったように思います。
アウトソール
ベージュ色のラバーソールです。
厚みはそれ程あるわけでは無いので、凹凸感もそれ程大きくはありません。
ブロックパターンは大きめですね。
今回はここまでです。
ではでは。