こんにちは。
今日も晴れました。
だいぶ桜も散っていますが、もう少し楽しめそうですね。(美)
前回の続きです。
その前に、1点お詫びと訂正をさせて下さい。
現在取り上げているスニーカーは、正しくは「TK-360+」です。
こちらの記事で確認をさせて頂きました。(感謝)
整理しますね。
シューレースのあるモデルが2022年春に最初に登場した「TK-360」で、メンズモデルとなります。
今回のスリッポンタイプは2022年秋冬に登場した「TK-360+」で、ウィメンズモデルです。
ただ・・・公式オンラインショップをチェックすると、「TK-360+」でもメンズ展開があるようです。
前々回・前回で「TK-360」と記述してしまい、ごめんなさい。
あらためてそれらも訂正致しました。
それでは、
『ジバンシィ』の「TK-360+」の続きです。
GIVENCHY TK-360+
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前回は、アッパーのデザインについて書きました。
全て(Total)ニット生地(Knit)で覆われた(360°)「TK-360+」ならではとも言える、まるでソックスのようなスリッポンでしたね。
確かに「TK-360+」の特徴的なデザインはモデル名にある360度ニット生地ではあるのですが、
最もインパクトがあるのはこちらの方だと思います!
アウトソール
物凄いヒールだっ!
アッパーのニット素材は、正直スポーツブランド等でも類似のものが結構あるように思います。
むしろスポーツブランドの方が先行していたのでしょう。
もちろん、それをアウトソールにまで用いたのは「TK-360」の革新的なデザインではあります、、、
が、正直そこまでのインパクトは・・。
でも、アウトソールのフォルムは一目で強烈なインパクトですよね!!
その前に、あらためてアウトソールについて説明します。
「TK-360」は360°全て(Total)ニット(Knit)生地でしたね。
ですので、アウトソールもニットなのです!
本当にぃ??
本当です!
こちらの記事で1stモデルのレビューとともに底面の画像もありました。(感謝)
確かに「TK-360」はアウトソールもニット生地で覆われています。(本当です!再)
よく見るとアウトソールの縁にステッチのようなデザインがありますね。
実は、ニット生地は上部と底面で違いがあるのです。
なぜなら、底面には耐久性が必要ですよね。
ですので、ラバー系の素材となっているようです。
そして、フォルムです!
(いや、アウトソールがニット生地というのも革新的なんですけどね・・。)
フロントはアッパーに合わせたフォルムの厚底で、
ウェスト箇所は大きく絞られた上に大きく窪んで宙に浮き、
バックはご覧の通り巨大な丸みを帯びて大きく張り出しています。
地面に接するのはフロントとヒールで、ウェストは接していないので、
ハイヒールのようなデザインとも言えますね。
そこが非常に重要なポイントだと思うのですが、
とてもエレガントで、
とても色気のある、
老舗メゾンらしい特別なオーラが感じられるスニーカーに仕上がっていると思います!(美)
そして、極め付けが、巨大なヒールです!
これほど大胆なヒールは見た事がありません!!
スポーティーで、グラマラスで、エレガント、
という絶妙なデザインは流石モードブランドですね。(感)
脱線
ハイヒールのようなと言えば!?
こちらのスニーカーを見た時はたまげました!
これはスニーカー・・・なのか?、走れるのか??
って、そっち目的の靴では無いですよね。
スポーツ要素を取り入れたファッションが増えてきたので、そうしたスタイルをエレガントに仕上げるのにピッタリでしょうね。
エレガンスの外しアイテムとしてもカッコ良さそうです。
そして、またしても『バレンシアガ』!
感想
それこそ90年代頃からのハイテクスニーカーはスポーツブランドが大胆なデザインに挑戦して開拓してきました。
その後も現在に至るまで新しいテクノロジー&デザインの開発競争が続いていますね。
しかし、昨今はハイブランドからより大胆で斬新なデザインのスニーカーが登場する事も増えてきたように思います。
技術的にはスポーツブランドが開発してきたものを応用しているのかもしれませんが、ファッションデザインならではの自由な発想で常識を打ち破る新しいスニーカーが生まれています。
「TK-360」もまさにその1つだと思います!!
ところで、
冒頭でもふれた「3つのスタイルのランニングシューズ」の件でいうと、
「TK-360」はどれなの?
・・・うっ、、、苦しいところを突かれた感じ、、、。(自爆?)
唯一無二のデザインなので4つめのスタイルと言いたいところですが、
強いて言うなら・・
超個性的なボリューム感のアウトソールという点で、
1つ目の斬新な厚底スタイル、でしょうか。
今回はここまでです。
ではでは。