スポンサードリンク

キャップトゥダービーで! (166)Allen Edmonds ② Boulevard ブラックカーフ

 こんにちは。

 今日は晴れました。

 数日ぶりの日差し(?)と思えるくらい、お天道様の光が感じられました。

 空気は冷たいんですけどね・・・。

 

 前回の続きです。

 『アレン エドモンズ』のキャップトゥダービーを取り上げています。 

 今回は、前靴「Boulevard」の色違いです!

www.allenedmonds.com

 サイトを拝見すると、

 「Black」、「Dark Chili」(前靴)、「Walnut Brown」

 の3色展開となっていますね。

 前靴が「Dark Chilli」で、「Walnut Brown」はもう少し明るくした感じでしょうか。

 ブラウン系という点では近しい色ですね。

 

 今回はドレス感の高いブラックを取り上げたいと思います。

 

 なお、アッパーの革以外は前靴と同じモデルですので同じデザインです。

キャップトゥダービーで! (162)Allen Edmonds ① Boulevard(A)ラスト65 - 靴と歩む、僕の...

 一応ざっとチェックしますね。

ラスト65、パンチドキャップトゥ

https://www.allenedmonds.com/blob/product-images/39099/ec/40/01807/ec4001807_bottom_feed1000.jpg

Boulevard Cap-toe Dress Shoe | Men's Dress | Allen Edmonds

 キャップトゥオックスフォード「パークアベニュー」と同じラスト65ですね。

 つまり、フォーマルにも対応できるドレス感のあるラストです。

 

 前方にゆとりのあるフォルムですが、ノーズがスッと伸びているのでスマートな印象です。

 ウエストを絞り、踵もフィットする設計思想です。

 

 

 トゥキャップは長さも十分にとられていてスマートなバランスです。

 縁に親子穴のパーフォレーションのみが施されています。

 パンチドキャップトゥですね。

 

BEAMS Online Shop

 

ダービー

https://www.allenedmonds.com/blob/product-images/39099/ec/40/01807/ec4001807_right_feed1000.jpg

Boulevard Cap-toe Dress Shoe | Men's Dress | Allen Edmonds

 クォーターの革の切り返しがあります。

 羽根の付け根の位置がやや後方寄りで、

 サイドのカットラインの緩やかで大きなカーブを描くデザインが特徴的ですね。

 

 羽根が少しコンパクトなのも特徴的です。

 レースホールは4対です。

 

 ヴァンプとクォーターの縫い合わせ箇所、羽根からトップラインの縁全てにダブルステッチが施されています。

 細やかで近接したステッチです。

 これも「パークアベニュー」に見られる事から、『アレン エドモンズ』においてはカジュアルなディテールとは言えなさそうでしたね。

 

 

ソール

 底付けはオールアラウンドグッドイヤーウエルト製法です。

 

 インソールにも拘りがあります。

キャップトゥダービーで! (165)Allen Edmonds ① Boulevard(D)シャンク - 靴と歩む、僕の...

  「CustomCork™ insoles」でしたね。

https://www.allenedmonds.com/blob/product-images/39099/ec/40/01807/ec4001807_bottom_feed1000.jpg

Boulevard Cap-toe Dress Shoe | Men's Dress | Allen Edmonds

 カントリー仕様なダブルソールでは無く、ドレス仕様のシングルソールです。

 

 ソールにはベジタブルタンニンレザーが使われています。

 

 

 さて、本題のブラックカーフです。

ブラック

https://www.allenedmonds.com/blob/product-images/39099/ec/40/01807/ec4001807_single_feed1000.jpg

Boulevard Cap-toe Dress Shoe | Men's Dress | Allen Edmonds

 アッパーの革について、

 「Ultra-refined,Premium European calfskin leather uppers」 

 という点は前靴の「Dark Chili」と同じですね。

 つまり、ドレスシューズにも使える上質なカーフです。

 

 更に、本靴はブラックですので、デザインによってはフォーマルにも使える革と言えます。

 つまり、ドレス感の高い革です。

 

 また、エッジ(コバ)にも注目します。

 しっかりと黒く塗装されていますね。

 つまり、ブラックのドレスシューズと同じ仕様です。

 

三越伊勢丹オンラインストア

 

 という事で、

 本靴はドレス寄りな雰囲気のあるキャップトゥダービーに仕上がっています。

 そうなると、他ブランドの類似デザインとも比較できますね。

おたのしみ

 例えば、こちらのイギリス靴ブランド「Church's」と比べてみましょうか。

maeego.hatenablog.com

 どちらもスマートなノーズ長のラストという点では共通します。

 その上で、どちらもブランドの歴史を背負った看板ラストという事で、確固たる個性のあるラストです。

 同じブラックのキャップトゥダービーだからこそ、細かなフォルムの違いが靴の個性として現れますね。

 また、本靴の4アイレットの個性もより感じられれます。

 

 例えば、こちらのイタリア靴「Silvano Sasseti」と比べてみましょうか。

maeego.hatenablog.com

 本靴はスマートなフォルムに対して、「S サセッティ」は丸みのあるフォルムです。

 本靴が4アイレットに対して、「S サセッティ」は6アイレット、というのも対象的ですね。「S サセッティ」の方がワーク感があり、むしろアメリカ靴っぽい!?

 

 他にも見比べたくなりますが、

 切りが無いので・・。(苦笑)

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

 


スポンサードリンク