こんにちは。
クリスマスから1回分公開が遅れてしまったので、
本日は2回の公開です。(急)
ハンガリー・ブダペストの靴ブランド『VASS』のキャップトゥダービーを取り上げています。
前回はブランドについて書きました。
それでは靴を見ていきましょう!
VASS パンチドキャップトゥダービー
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ユーズドで、サイズは43です。
それでは靴を見ていきましょう!
フォルム
『VASS』には様々なラストがあります。
こちらの記事で丁寧に説明されています。(感謝)
とはいえ・・
本靴のラストについては情報が見つからないので分かりません。
トゥは自然な丸みのラウンドトゥで高さもあります。
ノーズはスッと伸び、幅はそれ程張り出してはいませんね。
・・・
P2ラスト??
というのも、これらの靴と見比べたからです。
Theresianer
キャップトゥダービーですね。
もう1足です。
Alt Wien
こちらは、セミブローグのダービーです。
どちらもキャップトゥのダービーで、ラストはP2ですね。
そして本靴もキャップトゥにパーフォレーションが施されたダービーで、全体のフォルムが両靴とよく似ているように思います。
なので、多分P2ラストではないかと。
因みに、現在本国サイトでパンチドキャップトゥのダービーは掲載されていませんね、、、。
また、現在国内のネット通販で「Theresianer」と「Alt Wien」を販売されているショップは見つからなかったです。
P2ラストであるという確証は無いのですが、、、(苦笑)
せっかくなのでP2ラストについての情報もチェックしておきます。
愛用者の方の記事を見つけました。(感謝)
P2ラストはトゥの立ち上がりが特徴的な東欧系ラストの1つです。
ボリューム感のある伝統的な東欧系ラストと比べると細身でスマートな印象になっています。
因みに、ロベルト・ウゴリーニ氏が制作したUやF等のラストはイタリアンラストと呼ばれ、シャープな雰囲気となっています。
P2ラストはFラストやUラストよりハーフサイズダウンを検討するのが良さそうですね。
そうする事でホールド感の良い、それでいて優しい履き心地が得られそうです。
パンチドキャップトゥ
トゥキャップの革の切り返しがあります。
長さは長過ぎず短過ぎずのバランスですね。
淵には親子穴のパーフォレーションが施されています。
細やかな穴でドレス寄りなブローギングですね。
ステッチも細やかなシングルステッチです。
メダリオンは無く、ここ以外にブローギングはありません。
パンチドキャップトゥですね。
今回はここまでです。
ではでは。