こんにちは。
今日は晴れました。
流石に肌寒さが日常になってきましたね。
前回は雑談の回を挟んでしまいましたが・・、(苦笑)
今度こそ、
『エンツォ・ボナフェ』のキャップトゥダービーの話に戻ります。
Enzo Bonafe
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初回(①)のおさらいをすると、
『エンツォ・ボナフェ』の殆どの靴には靴の情報(ラスト、ウィズ、サイズ、モデル名等)が記載されていません。
本靴も、モデル名や型番号、ラスト、アッパーの革、は不明です。
という事で、靴を見ていきます!
フォルム
ラストは不明です。
ノーズがスーッと伸びていて、ロングノーズですね。
ウィズも細っそりしていて、スマートな印象です。
トゥは丸みが感じられるラウンドトゥです。
尖った感じでは無く、むしろクラシカルな上品さが感じられますね。
イタリア靴らしいスマートなフォルムですが、
シャープになり過ぎないよう抑制を効かせたバランスが『エンツォ・ボナフェ』らしいですね!
パンチドキャップトゥ
トゥキャップの革の切り返しがあります。
十分な長さがとられていて、エレガントなバランスですね。
トゥキャップの淵には親子穴のパーフォレーションと細やかなギンピングが施されています。
メダリオンはありませんね。
因みに、ここ以外にはブローギングは施されていません。
パンチドキャップトゥですね。
パーフォレーションは大きさも量も控えめで、穏やかな印象のブローグですね。
ドレス仕様になっていると思います。
横顔
クォーターの革の切り返しがあります。
羽根の付け根から後方へカーブを描いて落ちていくカットラインです。
オーソドックスなダービーデザインですね。
ヴァンプとクォーターの縫い合わせはダブルステッチです。
間隔が少し空いていてカジュアル寄りなデザインですね。
今回はここまでです。
ではでは。