こんにちは。
今日も晴れました。
やはり空気は冷たいですね。
夜のニュースでこちらを知りました。
この映像からも夫人の本気がひしひしと伝わってきます。
言葉が無くても見れば伝わる卓越したセンスも流石です。
命をかけても行動する強さと人を勇気づける説得力と相手を思いやる優しさに溢れています。(尊敬)
今回の夫人の訪問は大きな意義があると思いますし、良い影響が広がる事を切に願います!
前回の続きです。
『アレンエドモンズ』のキャップトゥダービー「Boulevard」を取り上げています。
Allen Edmonds Boulevard 7483
日本のサイトが見つからなかったので、本国オンラインショップからです。
前回はラスト65について書きました。
では今回です。
パンチドキャップトゥ
Boulevard Cap-toe Dress Shoe | Men's Dress | Allen Edmonds
トゥキャップの革の切り返しがあります。
長さは十分にとられていて、むしろ少し長めでしょうか。
淵には親子穴のパーフォレーションが施されています。
ギンピングはありません。
なお、ここ以外にはブローギングは施されていません。
パンチドキャップトゥですね。
ステッチはパーフォレーションの上下共にシングル(1本)です。
細やかでドレス寄りなステッチですね。
ダービー(外羽根)
Boulevard Cap-toe Dress Shoe | Men's Dress | Allen Edmonds
クォーターの革の切り返しがあります。
羽根の付け根から後方へカーブを描いて落ちていくカットラインです。
オーソドックスなダービーデザインを踏襲していますが、
羽根の付け根から水平気味に伸びるラインがやや短めのバランスですね。
その理由は羽根のデザインだと思います。
羽根に注目すると、
オーソドックスな5ホールより1対少ない4ホールになっています。
そして、羽根も少し短めです。
そのため、
羽根の付け根の位置もやや後方寄りとなり、先ほどのカーブラインとなっているのでしょう。
また、ヴァンプのスペースが広がる事でノーズも長く見えますね。
コンパクトな羽根でノーズ長に見えるデザインというと、エレガントなイメージとなりそうですが、本靴はスポーティーな印象がするように思います。
Vフロントでは無くNavvyカットだからでしょうか、
プレーントゥでは無くパンチドキャップトゥだからでしょうか、
クォーターの大きなカーブデザインにも躍動感を感じます!
ダブルステッチ
Boulevard Cap-toe Dress Shoe | Men's Dress | Allen Edmonds
ヴァンプとクォーターの縫い合わせ箇所をよく見ると、
ダブルステッチです!
細やかで近接したステッチですのでそれ程目立つわけではありません。
この箇所の、このくらいのダブルステッチはオックスフォード(内羽根)でも見る事ができますね。(↓)
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『アラン エドモンズ』の看板キャップトゥオックスフォード「パークアベニュー」です。
ヴァンプとクォーターの縫い合わせ箇所がダブルステッチですね。
ここはイギリス靴でもダブルステッチが多い箇所だと思います。
イギリスの高級ドレスシューズほど繊細なステッチでは無いのですが、個人的にはこの位の存在感のステッチを許容するドレス感もアメリカかなぁと思います。
アメリカンファッションの魅力はこういう細部にも宿っていますね!
話を戻します。
本靴では更に、
と書こうと思っていたのですが、、、違うのかも・・・
もとい、
羽根の縁からトップラインの縁にも、同様のダブルステッチが施されています。
ここは少しカジュアル寄りなデザインかなと思ったのですが・・・
先ほど取り上げた「パークアベニュー」の羽根の縁からトップラインの縁も同様ですね。(驚)
イギリス靴の多くではシングルステッチとなる箇所ですので、『アランエドモンズ』独特のデザイン、すなわちアメリカ靴らしいデザインかなと。
という事は、本靴におけるダブルステッチも『アランエドモンズ』的にはドレスと同仕様なのかもしれませんね。
今回はここまでです。
ではでは。