こんにちは。
今日は晴れました。
気温も上がって、、、暑かったですね。
でも、秋の暑さなので丁度良いかなと。
『ジョンロブ』のキャップトゥダービー「Philip Ⅱ Derby」を取り上げています。
JOHN LOBB Philip Ⅱ Derby
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状態の良いユーズドで、サイズは10Eです。
「Philip Ⅱ」といえば、
『ジョンロブ』を代表する、
ジョンロブ中のジョンロブと言っても過言では無いくらい名声の高い、
人気定番モデルですよね!
そんな「Philip Ⅱ」をベースにして新たに2タイプ登場していたようです。
こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)
先の記事は2015年4月8日付けとなっていますが、記事中に「今秋冬コレクションでは、〜」とありますので、ズレがあるかなと。
後の記事は2013年8月21日付けとなっており、内容からもこの年に登場したのではないかと!!?
新たに登場した2つのタイプというのは、
ダービー(外羽根)とローファーです。
ダービーは本靴と同じですね。
ローファーの方は、甲まで覆われ、エラスティック仕様ですので、個人的にはスリッポンと呼びたいデザインです。
「スーツを着る機会が減ってきているので、内羽根の靴を履く機会が減ってきている」という記述がありますが、当時からそういう流れがあった事が分かりますね。
そこで、ドレスにもカジュアルにも履けるデザインとしてダービーやローファーが登場してきたのかもしれませんね。
では今回です!
キャップトゥ
トゥキャップの革の切り返しがあります。
長さも十分にとられています。
エレガントなバランス・・なのは当然です。
何てったって「Philip Ⅱ」と同じなのですから!(参)
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そして大きな特徴は縁のブローギングです。
パンチドキャップトゥ
トゥキャップの淵には親子穴のパーフォレーションが施されています、
メダリオンは無く、ここ以外にブローギングは施されていません。
パンチドキャップトゥですね。
一般的にパーフォレーションはカジュアルな装飾ですが、
本靴は趣が異なりませんか!!?
というのは、パーフォーレションの細やかさが違うから。
よく見ると・・・一般的な親子穴より小さなサイズですよね。
そのため、繊細でエレガントな印象がします。
まさに「Philip Ⅱ」(↓)と同じですね!
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このエレガントなパンチドキャップトゥこそ「Philip」の特徴的なデザインであり、
『ジョンロブ』の象徴的なデザインではないでしょうか!(美)
ダービー
クォーターの革の切り返しがあります。
羽根の付け根から後方へカーブを描いて落ちていくカットラインです。
オーソドックスなダービーデザインですね。
ヴァンプとクォーターの縫い合わせ箇所はダブルステッチです。
ただし2本の間隔は非常に近接しています。
ここはオックスフォードの「Philip Ⅱ」(↓)と同様のデザインですね。
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ダービーですがドレス寄りのデザインです。
今回はここまでです。
ではでは。