こんにちは。
今日は・・曇りでした。
予報では晴れるって言ってなかったっけ??
暖かくなるって言ってなかったっけ???
『ジョンロブ』のキャップトゥダービー「Russel Ⅱ」を取り上げています。
JOHN LOBB Russel Ⅱ
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ユーズドで、サイズは61/2です。
前回のおさらいから。
「Russel(すなわち Ⅰ )」と「Russel Ⅱ」は共に同じラスト8695でした。
「Ⅰ」と「Ⅱ」でラストが同じという驚きの展開から始まり、
なんと同じ「Russel」なのにアッパーのデザインが違うという事に気がついてしまいました。
キャップトゥダービーで! (102)JOHN LOBB ⑤ Russel Ⅱ (A) ラスト8695 - 靴と歩む、僕の...
で、「Ⅰ」と「Ⅱ」のアッパーデザインの違いって何なのさ?
からです。
それは横顔です。
クォーター
クォーターの革の切り返しがあります。
羽根の付け根から後方へカーブを描いて落ちていくカットラインです。
オーソドックスなダービーデザイン・・・
でしょうか?
ちょっと変わっていますよね!?
羽根の付け根から後方へ、のところですが、
「Ⅰ」よりも長く後方へ伸びてカーブを描いています。
落ちていく先はウエストの後ろ、ヒールへ入った先です。
長く伸びたカットラインによって、シャープでスマートな印象がします。
つまりクラシックでオーソドックスなデザインから現代的なデザインへ変わっていますね。
そして、ここは明らかに「Ⅰ」と違いますね!!
違いがもう1カ所あります。
羽根の付け根です。
「Ⅰ」では半月型のステッチが施されていましたが、
キャップトゥダービーで! (100)JOHN LOBB ④ Russel (B) パンチドキャップトゥ - 靴と歩む、僕の...
「Ⅱ」にはありません!
しっかりとしたテンションのストレートステッチに変わっていますね。
どうして変わったのだろう??
・・ただ、変わったのはここだけでは無いので、
むしろ先に書いたクォーターのカットラインの変更の方が大きいので、
全体のデザインのバランスに合わせて変わったのかもしれませんね。
違いがもう1カ所あります。
前回のアッパーデザインの話の冒頭で、「Ⅰ」と共通するデザインとしてパンチドキャップトゥ・・とサラッと書いたのですが、、、
実は、そこにも違いがありました!
ギンピング
「Ⅰ」では淵にギンピングが施されていましたが、
キャップトゥダービーで! (100)JOHN LOBB ④ Russel (B) パンチドキャップトゥ - 靴と歩む、僕の...
「Ⅱ」にはそれがありません。
という3点が僕の気がついた違いです。
う〜〜〜ん・・・
このくらい違うと・・もはや別のモデル名が付けられてもおかしく無いようにも思いますね。
逆にいうと(逆?)
「Russel」という名前が大きな存在なのかもしれませんね。
今回はここまでです。
ではでは。
おまけ
「Russel Ⅱ」の色違いも見つけました。
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ダークブラウンのスウェードです。
サイズは記載が無いのでショップへお問い合わせ下さい。