こんにちは。
今日も晴れました。
もはや夏、、ですよね。
結局、梅雨明け宣言も出されたようです。
梅雨・・・あったっけ???
キャップトゥダービーについて書いています。
最初は『クロケット&ジョーンズ』から取り上げています。
今回はこちら!
CROCKETT&JONES SHIPS別注 BROMPTON
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『 SHIPS』の別注との事ですが、いつ頃のモデルなのでしょうかね?
ググっているのですが、情報が見つかりません、、。
同じく「BROMPTON」との事で、こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)
掲載されている「BROMPTON」は『42nd Royal Highland」のダブルネームとの事。
記事が書かれたのは2020年7月で、「およそ25年前にはクロケット製の靴も店頭にあったようで、この靴もその一足」とありますので、1995年頃のモデルと思われます。
その他の情報はなかなか見つかりませんね。
靴を見ていきましょう。
フォルム
ラストに関する情報が無いので分かりません。
ノーズ長はやや長めで、現代的なラストでしょうか。
幅も大きく膨らんだ感じでは無く、スマートな印象ですね。
トゥは僅かにスクエアを取り入れたようなラウンドでしょうか。
すっきりとした窄まりですが、少しボリューム感が感じられます。
全体的にも、横というよりは縦と高さを感じるフォルムですね。
パンチドキャップトゥ
トゥキャップの淵には親子穴によるパーフォレーションと控えめなギンピングが施されています。
ここ以外にはブローギングは施されていません。
パンチドキャップトゥですね。
スマートなラストという事もあってか、ブローギングも大人しめに抑えられています。
この靴のポジションがドレス寄りのキャップトゥダービーであろう事が窺われます。
ダービー(外羽根)
5ホールです。
クォーターを見ると、羽根の付け根から後方へ少し伸びてからウエストの真ん中あたりにカーブを描いくカットラインです。
オーソドックスなデザインを踏襲していますね。
ダブルステッチの間隔は少し空いています。
ドレス感とカジュアル感の中間くらいの空き、といった感じでしょうか。
パンチドキャップトゥとのバランスも取れていますね。
後ろ姿
縫い糸をあまり見せない縫い割りで、
上端はドッグイヤーです。
結構大きな耳ですね!?
ソールに目を向けると、
ダブルウェルトでは無いようですが、コバは少し出ています。
出し抜いのステッチは無く、細かな目付が施されていますね。
コバの張り出しに合わせてヒールブロックの幅も有りますね。
どっしりとしたヒールは少しカジュアル寄りの仕上げでしょうか。
ダービー(外羽根)に合わせたデザインとしたのかもしれませんね。
アウトソール
はっきりと見えないので定かではありませんが、薄いミッドソールが挟まれているようにも見えます。
だとすれば、ダブルソール?、1,5ソール??
つまり、シングルソールより少しだけ厚みを感じます。
オープンチャネルです。
メインコレクションの仕様ですね。
ソックシートを見ると、確かにメインコレクションですね!
感想
ブラウンのカーフで、パンチドキャップトゥで、ソールも若干カジュアル仕様が入っていて、カントリーシューズ的な要素が入っていますね。
しかし、スマートなラストで、シングルウェルトで、ドレス的な要素も入っています。
すなわち、カジュアルを綺麗目に寄せたような位置づけでしょうか。
カジュアルに合わせればきちんとした感じに仕上げてくれそうです。
また、テーラードにも合わせられそうですね。
今回はここまでです。
ではでは。