こんにちは。
今日も晴れました。
日中もじわりと風が冷たくなってきましたね。
まだ手袋は必要ないですが。
クロケット&ジョーンズのシングルモンクを取り上げています。
今回は新しいスタイルのシングルモンク!??
CROCKETT&JONES WINSTON
上位コレクションのハンドグレードです!
まずはラストから。
ラスト373
こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)
ウィンストン ハンドグレード Winston Handgrade クロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones)通販取扱店
誕生は2015年です。
細長く尖ったチゼルトゥで左右非対称となっているとの事。
大きな傾向としては、ノーズは長め、ウィズ標準的、内振り、ウエストと踵はコンパクト、でしょうか。
順番に確認してみましょう。
ノーズ長については、確かに前々回、前回と見てきたラスト337や367よりも少し長く見えます。
それに影響していると思われるのがトゥではないでしょうか。
エッジはそれ程強く効いている訳ではありませんが、
ラスト337よりもコンパクトなのでやや尖り気味な印象のチゼルトゥです。
このトゥがスマートに見えるフォルムとなるようノーズ長も十分にとられていますね。
ウィズは標準的という事で、ボールジョイントの幅もありますね。
ウエストと踵はコンパクトと、内振り、については底面から確認した方が分かりやすいと思います。
この角度から見ると「へ」の字型のように見えますよね。
爪先の重心がやや内側寄り、ウエストのくびれが強め、踵の重心もやや内側寄り、です。
捻りの効いたフォルムはALDENのモディファイドラストを思わせますね。
ただし、本靴の方がシャープですが。
次にデザインを見ていきましょう。
サイドモンク
「WINSTON」の一番の特徴は、
何と言ってもサイドモンクですね!
羽根に相当するフラップから繋がるストラップが、
甲の一番上からトップラインに沿って後ろへ流れるデザインです。
そのフラップもヴァンプの下に入る設計で、バルモラル(内羽根)のようなデザインです。
その為、とてもドレス感の高い印象ですね。
因みに、シングルモンクはダービー(外羽根)のような設計でしたので、かなり大きなデザイン変更ですよね。
このデザインを生み出したのがジョン・ロブ(パリ)と言われていましたよね。
「1998年 イヤーモデル 」からとの事なので、英国靴の伝統からすれば新しいデザインですよね。
現代的なスマートさのある、非常にエレガントなデザインだと思います。
バックルはシンプルでコンパクトなスクエア型です。
角は丸みをもたせていますね。
エレガントなサイドモンクにそっと添えらた感じが上品な印象です。
今回はここまでです。
ではでは。