こんにちは。
ついに東京も梅雨が明けました。
いよいよ夏が来るのか、、、。
猛暑来ないで欲しぃぃなぁぁ。(願)
真っ白なテニスシューズについて書いてきました。
今季は僕も白スニーカーをよく履いています。
そして、真っ白なテニスシューズの完成度の高さを感じています。
その思いから書き始めて、2ヶ月以上・・・
長かったぁ、、、。
最後に、あらためて白スニーカーについて思う事を書きたいと思います。
近年の白スニーカーについて考えると、
「エアフォース1」のオールホワイトも大きな流れを起こしましたよね。
NIKE AIR FORCE 1
始まりは2000年頃のヒップホップからではないか、という記事を見つけました。(感謝)
NIKE「エア フォース 1」の人気を再燃させたのは誰か? | JASON RODMAN | Music, Culture, Movie, Sports, Sneakers, News
Nellyが「 Air Force Ones」(2002年)という曲を作る直前の頃のようです。
この曲のPVでも真っ白なスニーカーが登場していますね!!
Dr.Dreが毎日新品の「エアフォース1」を履くという記事も見つけました。(感謝)
というように、ヒップホップからオールホワイトの「綺麗なエアフォース1」がちょっと特別な位置付けになってきたようですね。
「エアフォース1」に関してはこちらの記事にもあります。(感謝)
つまり、2000年頃のアメリカから白スニーカー人気が起こり始めたのではないかと思います。
それはヒップホップから、すなわちストリートファッションからですね。
その代表例が「エアフォース1」で、アメリカのカルチャー(バスケットボール、ナイキ、ヒップホップ)が現れているスニーカーですね。
それがヨーロッパに伝播して、モードの世界から白スニーカー人気が起こり始めたのではないでしょうかね。
その代表例が「スタンスミス」です。
イギリスの、とは言い切れないので、ヨーロッパのカルチャー(テニス、アディダス)が現れているスニーカーでしょうね。
モードファッションに取り入れられた事で、スニーカーファッションが洗練されてきましたよね。
そして、ドレススタイルに白スニーカーにまで発展してきたのだと思います。
オールホワイト
ヒップホップにおけるオールホワイトには「綺麗」である事にも意味がありましたね。
それこそDr.Dreは毎日新品を履くくらいですので。
これってある意味、昔のイギリス貴族の白いテニスウェア的な感じなのかも!??
あの時(↑)は「汗」にフォーカスして書きましたが、その背景はイギリスの貴族階級です。
「汗」を忌み嫌う彼らが白の汚れを許すとは思えません。
常に綺麗な白、つまり新品の白、という事が富を意味しているのでしょうね。
ただ、昨今のオールホワイト人気を支持しているのは僕を含めた世界中の一般市民ですよね。
僕は毎日新品の白スニーカーを履く(履ける)訳ではありませんし、多くの一般市民の方々も同じだと思います。
つまり、1足を長く履くような人々も白スニーカーを選んでいる訳です。
もっと汚れの目立たない色は有るにもかかわらず。
また、スニーカーには様々なカラーリングやデザインのバリエーションもありますよね。
限定モデルやインパクトのあるカラーモデルなどはスニーカー好きに好まれるスニーカーらしいデザインだと思います。
それらに対して、オールホワイトはノーマルで定番的なデザインですよね。
定番モデルにプレミアムが付く事も無いでしょうし(多分)、他所のブランドでもオールホワイトモデルはありますし、特別感はあまり無いデザインのように思われます。
にもかかわらず、オールホワイトはファッション的に大人気です。
オールホワイトには特別感が無いようで、実は特別な意味がありそうですよね!?
僕が思うオールホワイトの魅力
まずは、清潔感です。
清潔感が良い印象なのは万国共通なのではないでしょうか。
綺麗な白はその象徴的な色だと思います。
見た目の軽やかさもあります。
ボリューム感のあるフォルムでも、ホワイトだと重たい印象があまりしませんよね。
スニーカーは本来的にスポーツシューズですから、軽やかな印象はプラスな影響だと思います。
また、様々な色や柄の服とも合わせやすいですね。
モノトーン系でも、茶系でも、青でも赤でも緑でも、
チェックでもボーダーでもストライプでもボタニカルでもジオメトリックでも、
オールホワイトなら合わせられるのではないでしょうか!!?(凄)
加えて、ドレスシューズでは少ない色ということもあるのかな。
ドレスシューズでのホワイトはサブカラーなのに、スニーカーでのホワイトはメインカラーなの??と思えるくらい。
違うからこそ、それを選ぶ意味がはっきりしますよね。
新しいベーシック
何度も書いているのですが、
スニーカーはそもそもがスポーツシューズですので、スポーツやカジュアルなファッションとの相性が良いのはいわば当然ですよね。
その上で、僕が関心しているのは、白スニーカーと綺麗目な服との相性の良さです。
この前もちょっと触れましたが、スーツとスニーカーのコーデもじわじわと増えてきてるみたいです!??
こんな記事も見つけました。(感謝)
2018年の記事なのですね!(驚)
前園氏も白いランニングシューズを履いておられます。
テニスシューズと比べると躍動的な印象がしますね。
他にもバスケットボールシューズやサッカーシューズ、デッキシューズやマウンテンシューズなどなど、様々なスニーカーがありますよね。
履く人のパーソナリティーに合ったタイプを選ぶのも有りですよね。
中でも僕はテニスシューズが気に入っています。
上品なカジュアル感、程良く砕けたドレス感、があるように思います。
スニーカーの歴史的にも原点と言えそうなデザインですし、最もベーシックなスタイルかなと思います。
黒いオックスフォードシューズと並ぶクラシックシューズとして白いテニスシューズがあり得るかも、とさえ思えるのです。
つまり新しいベーシックです。
先ほど、ホワイトはスニーカーならではの色で、ドレスシューズとは違うからこそ選ぶ意味があると書きました。
実際、同じコーデで黒のオックスフォードシューズを合わせると落ち着いたエレガントな印象になるところ、白のテニスシューズを合わせると爽やかでスポーティーな印象に変わります。
靴を変えるだけで印象が変わりつつ、清潔感や上品さは保たれます。
黒い靴と白い靴、ワードローブとして良い感じじゃないですか!?(笑)
更なる普及
白いテニスシューズがベーシックな靴として普及していく上で、
「エイジング」と「修理」のハードルを超える必要があるかなぁと思っています。
黒いオックスフォードシューズは超えているハードルですね。
エイジング
色に関わらず上質な革であれば、手入れをしながら長く使える丈夫さはありますよね。
その上で、白革の憂いは汚れが目立ってしまう事ではないかと、、、。
ですので、基本的には汚れを落として綺麗にできる事が必要だと思います。
ここは前回書いた通りです。
ただ、それでも長く履いていてどうしても残る汚れがあると思います。
それをエイジングとして魅力的に捉えらえる事ができるか、が大事なように思います。
でなければ、常に新しい靴に買い替えなければならなくなりますよね。
もうそういう時代でも無いと思いますし、だったら他の靴の方が、ってなると思うので。
修理
次は修理ですね。
この点、ドレスシューズで採用されているグッドイヤーウェルト製法は、ソールが磨耗しても新しいソールと交換修理ができます。
対応して頂ける修理屋さんも普及していますよね。
これに対してスニーカーの現状は、セメンテッド製法やオパンケ製法が中心です。
アッパーの側面にまでソールを被せて底付けされる事も多いですよね。
そのようなソールでも交換修理ができるか?
または、交換修理に代わる別の方法があるか?
それらに対応して頂ける修理屋さんが普及していくか?
幸い、スニーカー修理のお店は増えているようです。
「貼る」という修理に関してはかなり色々な事ができるようですね!(嬉)
身近なお店でも対応されるてきているようです。
「縫う」という修理で交換修理ができるかググっていたところ、こちらの記事を見つけました。(感謝)
『ibona』という国産靴ブランドのスニーカーです。
製法はオパンケ製法(サイドマッケイ製法)です。
工房直売のブランドで、製靴時のラストを持つ事から、スニーカーのオールソールを受け付けておられるそうです!!
製造メーカーだからこそできるサービスなのですね。
これは国産ブランドの強みでしょうね!
エイジングも綺麗で、メンテナンス後の表情が映えてます!!
ドレスシューズのように長く履けるスニーカーも出てきているのですね。
他にもデザインがあるようで、テニスシューズタイプもありますね。
今後スニーカーが更に普及していく中で、新しい製法や新しい修理技術も生まれてくるかもしれませんね。
ではでは。