こんにちは。
今朝はなんと雨!??(えーっ)
昼はお天道様の笑顔満開でポカポカ。
で、夜は冷たい風がやや強め、、、。
一日の中でこんなに天気が変わるなんて。
今日は節分ですね。
二月二日というのは124年ぶりなんですって!!
途中から算数の問題のようなお話ですが、
要するに、
一生に一回あればラッキー(ラッキーなのか??)というくらいレアなのですね!?
そんな事情を知ったのはつい先日でして、
イマイチ盛り上がれないまま貴重な2日が終わろうとしています。(静)
ところで、僕の恵方巻の方角は合っていたのだろうか・・・?(↘︎)
では、前回の続きです。
履き口周りのライニング
まずは履き口から甲の側を見てみましょう。
履き口の周り、つまり足首のところですが、
少し濃い茶色の革が使われています。
ドライな感触で滑りが良いように思います。
キッドスキンでしょうか??
因みに、中央に縫い合わせのステッチが見えますね。
表側のセンタークリースに当たる部分ですが、これも靴のフォルム形成に関係しているのでしょうかね??(興味)
今度は履き口から踵側も見てみましょう。
足首周りからヒールカップのところまで、先ほどと同じ革が使われています。
やはり滑りが良いので、脱ぎ履きのしやすさに影響していると思います。
履いている時に足にピタッとフィットする箇所でも無いので、足当たりの良さ等は特に感じないかなぁ。
それよりも、サイドゴアブーツの場合は脱ぎ履きの度に必ず摩擦が起こる箇所ですよね。
そこを痛めない為には、滑りが良くて丈夫な素材である事が大事でしょうね。
むしろ、ライニングに問題が起こらない事が履き心地の良さに繋がっている、と言えるのかもしれませんね!(笑)
次は、
甲から爪先にかけてのライニング
先ほどの革と色味が違いますね!!?
明るいベージュ色の革が使われています。
所謂ヌメ革でしょうね。
そして、先ほどの革とは質感も異なります。
柔らかな感触で、僅かにヌメッたような指触りがします。
おそらく牛革でしょう。
この箇所は足の甲や側面や爪先を包み込む場所ですね。
僕の場合、マネージはやや甘いフィット感なので、ライニングが足にピタリと触れる訳では無いのですが、それでも足が当たりやすい場所ではあります。
そういう場所に適した革を使っているだと思います。
因みに、こちらの記事でライニングについて丁寧に解説されています。(感謝)
最後の方で書かれている「色による機能性の違い」は良い勉強になりました。
僕もどちらかといえば色のついたライニングを好んでいたのですが、一長一短あるのですね。
これからはヌメ革にも一層愛着が持てそうです!(楽)
話を戻します。
まとめ
マネージは場所によってライニングの革を変えていますね。
履き口あたりに色の付いた革を使っているのは、ファッション性の事もあるとは思いますが、足入れをスムーズに行えるように滑りの良い革を使っているのではないかと思います。
これに対して、
甲から足先あたりにかけて牛ヌメ革を使っているのは、柔らかな足当たりや吸湿性などの履き心地の良さを考えての事ではないでしょうか。
このように1足の中で2種類のライニングを使い分けるというのは珍しいように思います。
そういえば、昔の靴では、前部を布ライニング・後部を革ライニングという組み合わせも多かったそうですね。
旧Church's以前や同時代のエドワードグリーンも布製ライニングだったとか。(驚)
布製を使ったのはコストダウンの為だったようですね。
今は一定以上のランクの靴はほぼフルレザーライニングですし、パラブーツもそうですよね。
もちろん、ライニングの革もピンからキリまであるでしょうから、
コスト計算が無いとは思いませんが、
マネージがコストダウンのために2種類の革を使っているとは考え難いかな。
あと、ヒールカウンターのライニングに起毛革を使う場合は今でもありますね!?
敢えて摩擦力を上げて踵が滑って抜けないようにする工夫だそうです。
機能性を考えての使い分けですね。
おそらくマネージもそういう考えなのではないでしょうかね??(予想)
ソックシート
ウエストから踵までだけのハーフソックです。
因みに、現行チャーチなどはこの下(踵の下)にクッション材が入っているであろうと思われるクッション性を感じるのですが、マネージにそれは感じません。
今回はここまでです。
ではでは。
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