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報道のプロが必要な時。

 こんにちは。

 今日は冷たい雨。

 寒かったぁ。

 

 夜TVを観ていたのですが、

 櫻井よしこさんがここまでのウイルス問題のあれこれについて話をされていました。

 

 櫻井さんはご自身の立ち位置・ポジションをはっきりさせておられる方で、

 僕は必ずしも同じポジションをとる訳では無いのですが、

 明快な言葉で話されるので分かりやすいです。(尊)

 

 さて、件の問題についてですが、

 僕の知らない情報が多々あり、勉強になりました。

 僕なりに理解して、僕も共感する事を書いてみます。

 

 現在、あちこちから制限に対する批判の声が聞かれます。

 これに関して、そもそも出発点の問題からなのですが、

 今って平時ですか?、危機ですか?、

 の認識が根本的に大事だという点からお話されました。

 そうですよね。

 

 平時であれば政府の対応に100点満点を求めても良いでしょう。

 それだけの余裕がある時ですし。

 

 では、危機の時にも100点が必要なのでしょうか?

 まずは最悪の事態を避ける事ができれば60点でも40点でも良いのでは無いだろうか。

 だって最悪の事態が起きたら0点どころかマイナス、いや点数事態に意味が無いでしょうね。

 緊急事態であれば○か✖️です。

 余裕ができてくれば70点、90点、100点を目指せば良いのでは。 

 

 次に、政府は何でもできる、と思っていませんか?、というお話。

 国家権力に対しては憲法や法律などで制限がかかっています。

 政府はその中で対応しなければならないのが大前提。

 特に日本は権力に対する制限が厳しい方で、

 先日、総理が国民に対して発したメッセージにも強制力は無いですよね。

 嫌なら自由に行動できる訳ですから、文句ばかり言わないで自分で何とかすれば宜しいかと。

 

 皆が知恵を出し合って、自主的に行動して、助け合って、全員が危機を乗り越えられれば一番良いと思います。

 政府はそれをサポートしてくれれば良い。

 それが日本らしいのかな。

 

 クルーズ船問題については、

 そもそも権限と責任を持っていたのは誰なのか?

 日本政府に何が出来て何が出来ないのか?

 誰が負担するのか?

 問題の条件と状況を理解しなければ批判できません。

 

 番組を観ていてあらためて思ってしまいました。

 報道する側がしっかり勉強をしていなければ、

 きちんとした情報を伝える事はできないのだと。

 

 意地悪な言い方で申し訳ないのですが、

 タレントさんがメインを務める情報番組も多々ありますが、

 報道のプロかと言えば、、、、。

 ニュース番組であってもワイドショー的なものもあります。

 平時は面白くて良いのですが、

 平時ではない時は、

 何気ない言葉が世間を扇動してしまう事、

 不安や混乱を生じさせてしまう事、

 があります。

 大統領では無いですが「フェイクニュース」って言いたくなりますね。(笑)

 

 もちろん、報道のプロであってもそれぞれの主義主張はあるでしょう。

 それを踏まえた上で情報を得れば自分で考える事ができます。

 

 安心安全を取り戻すために僕に何ができるだろう。

 情報を得て、考えて、行動しよう。

 報道のプロが必要な時です。

 ではでは。


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