こんにちは。
今日は雨でした。
強くなった弱くなったりで、
今年の梅雨はこんな感じなのですね。
前回の続きです。
『TOD'S』のスリッポンを取り上げようとしています。
その前に、
僕も以前から存じ上げているブランドではあるのですが、
取り上げさせて頂くのは初めてなので、
まずは歴史をチェックしています。
TOD'S
『TOD'S』の歴史について、こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)
前回は、『TOD'S』になる前の、家業として靴を作られていた1920年代のデッラ・ヴァッレ家から書きました。
1979年、3代目のディエゴ・デッラ・ヴァッレがドライビングシューズ「ゴンミーニ」とともに『TOD'S』をスタートし、
欧米の有名ブランドとのライセンス契約や、
バッグラインの展開、
他ブランドを傘下に加え、
2006年にはクリエイティブ・ディレクターを迎えてプレタポルテ部門を立ち上げ、
ブランドが発展してきた2023年まで、
書きました。
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2010年、ローマの「コロッセオ」の風化保護のために修復費用3300万ドルを負担したそうです。
また、『Roger Vivier』もトッズ・グループに入っています。
T Factory
2018年から新たなコラボレーションプロジェクト『T Factory』がスタートしました。
それについて、こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)
様々な分野で才能あふれる人々を招き、
その創造性を如何なくはっきしてもらい、
これまでにないトッズワールドを築き上げるためのプロジェクト、
との事です。
第1弾は、アレッサンドロ・デラクアでした。
『N°21』を創業し、『ROCHAS』のクリエイティブ・ディレクターも努めておられる世界的デザイナーの一人です。
そのコレクションは、モードなテイストのスタイリッシュなコレクションだったそうです。
第2弾は、アルベール・エルバスでした。
テーマは「TOD'S HAPPY MOMENTS」。
明るくキラキラしたカラフルな作品で、
アレッサンドロ・デラクアとは全く違うコレクションだったそうです。
第3弾は、『Mame Kurogouchi』の黒河内真衣子が選出されました。
日々の生活をよりシンプルに美しくという事を大事にするという信念から、
クラフトマンシップを引き立たせる上品なアイテムがラインナップされました。
やはりこれまでとは全く違ったコレクションとなったのですね。
なお、各コレクションのキーヴィジュアル?、キーアイテム?、の画像も記事中で拝見できます!
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2023年7月〜
前回の最後が、2023年まででした。
その後について、
こちらの記事を読ませて頂きました。
2023年7月に退任されたヴァルター・キアッポーニの後任は、
元『BOTTEGA VENETA』のヘッドデザイナー マッテオ・タンブリーニが就任されました。
「2024-25 A/W」でデビューを飾ります。
そのコレクションについて、こちらを読ませて頂きました。
「二面的な要素を併せ持つルック」を打ち出したコレクションでデビューを飾りました。
「トッズを象徴する、タイムレスでエレガントな佇まい」を継続しつつ、
「フォーマルとインフォーマル、都市生活と余暇、伝統と革新、が共存するようなスタイル」を展開されたとの事です。
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TOD'Sの魅力
さらに、トッズの魅力について、
こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)
トッズ・ジャパン 代表取締役副社長 宅間頼子 | GQ JAPAN 10TH YEAR(Decade) « GQ JAPAN
2013年の記事になるのかな・・?
でも、変わらないであろうブランドの本質がうかがわれる内容かなと思いました。
『TOD'S』社は、イタリア・アドリア海岸マルケ州カゼッテ・デテにあるのですね。
この地方は歴史期に靴の生産地として知られる地域、との事です。
確かに、これまで取り上げさせて頂いたブランドでも、
『Silvano Lattanzi』、『Santoni』、『Silvano Sassetti』、『Endless〜Premiata』
また、『Berluti』の創業者アレッサンドロ・ベルルッティの出身も!
でしたね。
まるで英国靴で言うところのノーザンプトンのような!!?
とも書かせて頂きました。(笑)
キャップトゥダービーで! (130)Silvano Sassetti キャップトゥダービー (B)トゥ - 靴と歩む、僕の...
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記事中に、
2000年代の勢いに乗るラグジュアリーブランドと戦略の変化、
2008年のリーマンショックによる景気低迷によって各ブランドが自らの本質やルーツに立ち返る動き、
インターネットの普及によってトレンドの質的変化、
という分析があります。
そんな変化の中で、
『TOD'S』は「タイムレス」というキーワードを掲げ、
メイド・イン・イタリーのクラフツマンシップによる本質的な価値と歴史を追求
してこられたのですね。
ズバリ、『TOD'S』の強みは「イタリアのもの作りのプライド」との事です。
「精度の高い手仕事のこだわりと、そこから生まれる繊細で緻密なレザー製品は、イタリア人の誇りそのもの」
なのですね!
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会長兼CEOのディエゴ・デッラ・ヴァッレは、社員の強みであり、ブランドのシンボル、と話されています。
東日本大震災ではさまざまな支援をして下さり、
本社のある地域に小学校を作られ、
ローマ コロッセオの修復費用を全て負担されるなど、
CSR活動にも熱心に取り組まれる方なのですね。(尊!)
今回はここまでです。
ではでは。