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「王道の次」のスリッポンを探求! SAINT LAURENT シャーリング(参)

 こんにちは。

 今日は晴れました。

 湿気混じりの暑さがじわりじわりと、、、。

 雨はそんなに降っていない感じなんですけどね。

 

 前回の続きです。

 『Saint Laurent』からシャーリングデザインのスリッポンを取り上げています。

Saint Laurent Le Loafer

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Saint Laurent Le Loafer レザーローファー - ブラック

 

 公式オンラインショップでも展開されています。

www.ysl.com

 前回は、被せモカ、ハーフサドル、ビーフロールとカサンドラ、について書きました。

 本靴の一番の特徴と思えるフロントサイドのシャーリングを成形した上で被せモカ縫いがされています。

 ハーフサドルやビーフロールはオーソドックスなローファーに見られるデザインですが、右足にだけ付けられた小さな「YSL(カサンドラ)」のメタル装飾が効いていますね!

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サイドデザイン

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 踵からつま先を回って踵まで、サイドは一枚革のパーツです。

 前方のシャーリングが目を惹き、

 後方もクタッとした革の質感が伝わってきますね!

 

 トップラインの上部は革テープを被せて補強されています。

 幅は十分にあり、適度なカジュアル感がありますね。

 それでも、ステッチが細やかなのでカジュアル過ぎる印象ではありません。

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バックデザイン

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 インサイドとアウトサイドの革はヒール最後尾で縫い合わされています。

 その上にトップラインからソールまで市革が当てられています。

 両サイドからも見えるくらいの幅があり、アウトサイドカウンターに近い棒市ですね。

 

 カジュアル寄りなデザインだと思いますが、

 やはりステッチが細やかでカジュアル過ぎる印象ではありません。

 

 余談ですが、アーチの抉れ具合が良い感じですね!(美)

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ソール

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 爪先から踵まで、コバが少しだけ張り出しています。

 但し、特に前方はアッパーのシャーリングのボリューム感によってコバはほぼ隠れていますね!

 

 なお、コバの上に出し縫いのステッチはありません。

 記載が無いので定かではありませんが、

 イタリア製という事もあり、おそらくマッケイ製法ではないかと。

 

 シングルレザーソールです。

 オーソドックスな厚みだと思います。

 

 アッパーに適度なボリューム感があるので、

 コバや厚みが少し感じられるくらいのソールが良いバランスだと思います!

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感想

 アッパーの革の質感や、

 エプロンフロントサイドのシャーリングが印象的なデザインですね。

 アンソニー・バカレロの『SAINT LAURENT』が生み出すパワーショルダーや大胆なドレープなどを取り入れたドレススタイルとも通じるデザインだと思います!

 

 ファッションデザインならではのアイディアかもしれませんね!

 新しいデザインの可能性を感じました。

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

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