こんにちは。
今日は曇り気味の晴れでした。
今年の梅雨は・・・暑さと湿気を感じますね。
前回の続きです。
『Saint Laurent』からシャーリングデザインのスリッポンを取り上げています。
Saint Laurent Le Loafer
Saint Laurent Le Loafer レザーローファー - ブラック
公式オンラインショップでも展開されています。
前回は、フォルム、ラムスキン、フロントデザイン、について書きました。
スッキリとした細身のフォルムに対して、ボリューム感のあるフロントサイドのシャーリングデザインが特徴的ですね!
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被せモカ
サイドの革の上端の上にヴァンプの革の端を被せて縫い合わされています。
被せモカですね。
職人では無いのでちゃんとした事は分からないのですが、
サイドの革にこれだけのシャーリングを入れながら被せモカで縫うというのは、
難しそうですね。
因みに、王道ローファーの1つで、サイドの革にギャザーがある『G.H.Bass』の「Weejuns」は拝みモカです。
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ハーフサドル
ハーフサドルの革の切り返しがあります。
長方形のカットデザインで、僅かに幅狭なバランスがシャープな雰囲気ですね。
サドル中央のスリットは、上部(タン側)がストレートで下部(トゥ側)がV字気味のデザインです。
このデザインから僕が連想したのは・・・、
『J.M. Weston』の「180」です。(↓)
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カモメのシルエットに近いカットデザインで有名ですね!
『SAINT LAURENT』もフランスのブランドなので、
フレンチローファー繋がり!??
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そして、
サドルの端に注目すると、
ビーフロール、カサンドラ
モカ縫いの先に糸で巻くように縫い付けられたビーフロールがありますね!
これはサドルの両端に見られます。
更に、
右足のアウトサイド側にだけ「YSL(カサンドラロゴ)」のメタルパーツが付けられています。
小さくて、1つだけ、ではありますが、キラリと光るブランドロゴですね!
今回はここまでです。
ではでは。
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