こんにちは。
今日も晴れました。
やはり湿気混じりの暑さかな。
まだ真夏ほどでは無いので助かりますが。
前回の続きです。
今季の僕はスリッポンが気になっています!
特に「王道の次」と言えるようなデザイン性の高さと、
とはいえ現実的に履けそうな、
スリッポンに注目しています!!
次はこちらのブランドです!
TOD'S
『TOD'S』はこれまで取り上げた事がありませんでしたね。
という事で、
まずは歴史からチェックしたいと思います。
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TOD'Sの歴史
こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)
『TOD'S』は1979年に、イタリアの実業家ディゴ・デッラ・ヴァッレにより創立されました。
しかし、その歴史は『TOD'S』になる前の1920年代にまで遡ります。
ディゴの祖父は靴職人、
父は靴工場の経営者で、
Delle Valle(デッレ・ヴァッレ)家によるシューズの製造を始めました。
因みに、現在もDelle Valle家のファミリー企業だそうです。
ここで、デッレ・ヴァッレ家について、こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)
創業者のディエゴ・デッラ・ヴァッレは、もともとシューズメーカーの家庭に生まれました。
わずか16歳でアメリカへ渡り、アメリカとイタリアの両方のファッション文化を肌で感じることができました。
イタリアでは休日でもスーツにネクタイといったきちんとした格好が当たり前だったのに対して、
アメリカではラフでリラックスしたスタイルで過ごしていたそうです。
そこで、
見た目はイタリア風のかっちりとしたもので、
履き心地はアメリカ風のラフにリラックスできる、
靴を作ろうと考えました。
そうして生まれたのが、ドライビングシューズ「Pebbled Sole ゴンミーニ」です。
名前の由来は、133個のラバーが小石(ゴミニ)のようだという理由からとの事です。
1979年に発売され、ヨーロッパを中心に支持を集めました。
そして、ここから『TOD’S』ブランドがスタートしました。
因みに、TOD'Sというブランド名は「世界中どこでも同じ発音で呼ばれるように」という意図から響きに拘って付けられたそうです。(!)
また、ディエゴ氏はセリエAの『フィオレンティーナ』のオーナーを2002年から2019年まで務められました。
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『アズディンアライア』、『ジャンフランコ フェレ』、
『クリスチャン ラクロワ』、『ロメオ ジリ』、『カルバン クライン』など、
とライセンス契約をして靴を供給していた事もありました。
1997年、バッグのラインをスタートしました。
同年、新宿『伊勢丹』に初めてショップをオープンし、3日間で400足以上売れたそうです。
事業を順調に拡大し、『HOGAN』や『Fay』をグループに加えました。
2001年、『Ferrari』とのコラボレーション「トッズ・フォー・フェラーリ」というプロジェクトを行いました。
2004年、表参道に世界最大級のブティックをオープンしました。
2005年、ヴィジュアルアーティストのマイケル・ロバーツとコラボしたウエッジソールの靴等を発表しました。
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2006年、デレク・ラムがクリエイティブディレクターに就任しました。
靴やバッグの他、初めてとなるプレタポルテ部門を「2006 S/S」から立ち上げました。
2012年9月までの契約で辞任を発表しました。
また、
2007年、『エルザ スキャパレリ』を買収して傘下に抱えました。
2013年、ウィメンズコレクションの新たなクリエイティブディレクターにアレッサンドラ・ファッキネッティが就任しました。
「2014 S/S」コレクションからスタートし、洗練されたコレクションは注目を集めました。
2016年5月、辞任されました。
2016年から、メンズコレクションのクリエイティブディレクターにアンドレア・インコントリが就任しました。
2019年6月、退任されました。
ウィメンズはしばらく空白が続きました。
2019年、クリエイティブディレクターにヴァルター・キアッポーニが就任しました。
「2020-21 A/W」コレクションでクラフトマンシップを活かしたジェンダーレスを意識させるファーストコレクションを発表しました。
2023年7月、退任されました。
今回はここまでです。
ではでは。
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