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今季はブラックスエードな気分です! (57) CHEANEY ③ COMOLI 2016 (肆)

 こんにちは。

 今日も晴れました。

 日差しは明るくなってきていますが、 

 空気はまだ冷んやりです。

 

 『CHEANEY』の「COMOLI 2016」を取り上げています。

JOSEPH CHEANEY COMOLI 2016


 

 前回は、サイドデザイン、について書きました。

 基本的にはインラインの「BRECON」や前靴「BARNEY」と共通しているように思いまますが、ゴア箇所はそれぞれ特徴がありましたね。

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底付け

 コバが張り出しています。

 その上を出し縫いのステッチが走っています。

 それが爪先から踵まで靴をぐるりと一周しています。

 オールアラウンドグッドイヤーウェルト製法ですね!

 

 踵までリブテープを使用する事で、

 踵下に練りコルクなどの中物を入れる事ができ、

 衝撃吸収性の向上と、

 沈み込みによる足馴染みの良さ、

 が生まれます。

 

 そして、

 アッパーとコバの間にウェルトの山が設けられています。

 と、ここまでは前靴「BARNEY」と同じ仕様なのですが、

maeego.hatenablog.com

 違いもありますね!

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 一つは、ウェルトの山の構造です。

 この点、

 「BARNEY」では山のトップが滑らかでした。

 ウェルトを折り曲げて山を作るストームウェルトですね。

 

 それに対して、

 本靴では山のトップが切りっぱなしになっています。

 ウェルトに切れ目を入れたスプリットウェルトですね!

 

 どちらもアッパーとコバの隙間から水や汚れの侵入入を防ぐ役割は同じです。

 ただ、見た目の印象は少し違いますね。

 ストームウェルトは綺麗めな印象、

 スプリットウェルトはワイルドな印象、

 がします!

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 もう一つは、色です。

 この点、

 「BARNEY」はアッパーやソールと同じブラックで統一されていました。

 靴全体がオールブラックで統一される事でシックな印象に仕上がっていましたね!

 

 それに対して、

 「COMOLI 別注」ではナチュラルとなっています。

 アッパーとソールはブラックなので、ウェルトだけが明るめの色でコントラストが効いています。

 また、スエードアッパーのブラックとラバーソールのブラックも、ナチュラルウェルトが挟まれる事で質感の違いが伝わってきます。

 つまり、

 ナチュラルウェルトによってカジュアル寄りな雰囲気がグンと大きくなりましたね!

 

 なお、

 本靴はライニングの色もナチュラルですね!(繋)

 しなやかで吸湿性も高いというメリットもあります。

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 ブラックスエードとブラックラバーソールの組み合わせは「BARNEY」と共通しているにもかかわらず、

 ナチュラルカラーのスプリットウェルトを取り入れた事でグンとカジュアルな雰囲気になっていますね。

 また、前述したゴアの編み目の表情もカジュアル寄りでした。

 『COMOLI』のデザインが現れているように思います!

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アウトソール

 英国『ITSHIDE』社のコマンドソールです。

 元モデルと思われる「BRECON」と同じソールですね。

 

 ゴツゴツとしたパターンが悪路にも対応するとともに、

 見た目のボリューム感と迫力もあります!

 つまり、カジュアルなソールですね。

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感想

 すっきりとしたサイドゴアブーツに、

 シックなブラックのソフトスエードなので、

 ドレス感のあるカジュアルブーツにもなりそうなところを、

 ナチュラルカラーのスプリットウェルトと迫力あるコマンドソールによって、

 カジュアル感がグンと増しています。

 

 都会的でありながら、

 ラギッドな雰囲気もありますね!

 

 今回はここまでです。

 ではでは。


 


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