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今季はブラックスエードな気分です! (7) SANDERS ③ CURLING BOOTS (弍)

 こんにちは。

 今日も晴れました。

 朝晩はとても寒く、日中は少し楽で、

 寒暖差が大きいのかな・・・。

 

『SANDERS』の「CURLING BOOTS」を取り上げています。

SANDER CURLING BOOTS


 

 前回は、カーリングブーツとは、について書きました。

 珍しいデザインですよね!?

 更にマッドガード仕様なのです。

 かなり珍しいブーツなのではないでしょうか!

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フォルム

 ラストは多分アレだと思うのですが・・・

 確信が持てないので情報を探したところ・・・

 こちらのショップに記載がありました!(感謝)

casa2013.com

 こちら(↑)の型番号が「1593」で、

 本靴の型番号はライニングに付けられたタグに記載されていて、(↓)

 右側(→)のタグに「1593」とありますね。

 同じです!

 

 という事で、

 「LAST:SNO」

 です!

 

 ラストSNOは「BRIT CHUKKA」と同じですね!

maeego.hatenablog.com

 ゆったりとしたラウンドトゥは、少しスクエア気味でもあります。

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フロントデザイン

 装飾の無い、プレーントゥです。

 トゥのフォルム、ブラックスエードの質感、がそのまま伝わってきますね。

 

 クォーターの革の切り返しはヴァンプの下に位置しています。

 オックスフォード(内羽根)・・・と言いたいところですが、

 そもそもオックスフォードとは、

 ブーツの筒をカットしたレースアップシューズ(短靴)

 ですよね。

 そして、

 本靴はブーツなので、

 オックスフォードでは無い!!?

 ・・・じゃぁ、なんて言う???

 内羽根・・で良いのかな?

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 レースステイは無く、

 フロントジッパー仕様です!

 

 サイドジップやバックジップは見かけますが、

 フロントジップは珍しいのではないでしょうか!?

 というのも、

 革靴に金属素材のジッパーというのは、目立ちます。

 ですので、シックな印象、ドレス感、という点では、

 目立つ正面よりも、

 側面や背面に配置した方が目立ちにくいですよね。

 

 しかし、それでも正面にジッパーを配置する必要があるようで!??

 こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)

realcompany11.main.jp 

 イギリス軍では無く、アメリカ軍のフライトブーツについての解説ですが、

 本質は同じ事ではないでしょうか。

 すなわち、

 レーシングタイプ(紐靴)よりもブーツの着脱をスピーディーに出来るようにするため!

 なぜなら、

 航空燃料などを扱うため、緊急時に被服がすぐに着脱できることが重要だから!!

 という事なのでしょうね。

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BEAMS Online Shop

 

 目立つジッパーが、目立つ正面に有るので、

 特に目立ちます!

 そういう点ではカジュアル寄りなデザインとなりますが、

 ミリタリーというフィルターが入るとカッコ良さが増しますね!

 また、ファッション的にも足元にアクセントが生まれます!

 近年のハイブランドのショーでもシルバーアクセサリーを加えるコーデが見られるますし!

 

 という事で、

 本靴の特徴的なデザインだと思います!

 ブーツなのでジッパーも羽根(?)も長いですね。

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 ジッパーの最下を見ると、ヴァンプの革が山形にカットされています。

 オックスフォードシューズにおける「閂(カンヌキ)」の上を覆うハーフムーンのような!??

 ジッパーの付け根をガードしているのかなと思われます。

 

 脱ぎ履きをスピーディーに行うための大事なジッパーですが、

 壊れたら・・・というリスクもあります。

 ですので、

 小さなディテールですが大事なディテールなのではないでしょうか。

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

 


 

 


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