こんにちは。
今日は・・・遂に東京にも雪が、、、
結構どっさりと。
毎年1回はこういう雪があるような気がします。
心配なのは明日以降・・・
早く溶けてくれれば良いのですが。
前回の続きです。
『アレン エドモンズ』のキャップトゥダービー「Madison Ave」を取り上げています。
Allen Edmonds 8601 Madison Ave
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ユーズドです。
サイズは10.5、ウィズはDです。
前回はトゥキャップと外羽根について書きました。
特にパーフォレーションは特徴的なデザインでしたね!
今回もアッパーのデザインを見ていきます。
クォーター
クォーターの革の切り返しがあります。
羽根の付け根から後方へカーブを描いて落ちていくカットラインです。
オーソドックス・・・なデザインでは無いですね!?
この点、イギリス靴をはじめとしたオーソドックスなクォーターのカットラインはこのような感じだと思います。(↓)
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羽根の付け根から後方へ少し水平に伸びてからカーブを描いてソールのウェスト辺りへ落ちていくカットラインですね。
上品できちんとした印象がするように思います。
しかし、本靴の場合はソールのウェストを通り越してさらに後方、ヒールの中程にまで伸びています。
そこへ向かってかなり緩やかな、大きなカーブを描いていますね。
ここもかなり珍しいデザインだと思います。
そういえば・・・『ジョンロブ』のイヤーモデルの中にもロングカーブのデザインがあったよううな・・・
有りました!
こちらの記事を拝見させて頂きました。(感謝)
2011年のキャップトゥオックスフォード(内羽根)ですね!
大胆とも言えそうなサイドの大きなカーブラインはインパクトが有ります!
やはり前回書いたマディソンアベニューのイメージとも繋がりますかね!!?(笑)
大胆なサイドのカーブラインを更に印象付ける要素もありますね!
ブローグ
ヴァンプ接するクォーターのカーブラインの淵にはパーフォレーションも施されています。
更に、トゥキャップの淵と同じく角の丸い長方形という独特なデザインのパーフォレーションです。
ですので、かなりインパクトのある横顔ですね!
なお、淵にはギンピングはありません。
また、トゥキャップとクォーターのサイドライン以外にはブローギングはありません。
分類としては、クォーターブローグ、で良いのかな。
後ろ姿
アウトサイドカウンターの革の切り返しはありません。
ドレスシューズと同じくすっきりとしたヒールです。
最後尾を見ると、縫い割りで、上端がドッグイヤーです。
やや長めで、長方形のような耳ですね!
ソールのヒールもチェックします。
コバが少しだけ張り出しています。
その下にヒールリフトの積み上げがあり、
どっしりとしたヒールになっています。
ここもイギリス靴などのドレスシューズと比べれば、ボリューム感があるカジュアル寄りなデザインとも言えそうですが、
『アレン エドモンズ』ではキャップトゥオックスフォードでも同じ仕様なのです。
つまり、ドレスと同じデザインです。
今回はここまでです。
ではでは。