スポンサードリンク

キャップトゥダービーで! (178)Allen Edmonds ⑤ Madison Ave (F)ソール

 こんにちは。

 今日は晴れて、気温も上がって、雪が溶けてくれました。(ホッ)

 今季はこれで終わりだと良いのですが。

 

 前回の続きです。

 『アレン エドモンズ』のキャップトゥダービー「Madison Ave」を取り上げています。

Allen Edmonds 8601 Madison Ave


 

 ユーズドです。

 サイズは10.5、ウィズはDです。

 

 前回はクォーターとブローグ、そして後ろ姿をチェックしました。

 

底付け

 前回の「後ろ姿」のところでも書きましたが、

 ヒール周りのコバも少し張り出していて、その上に出し抜いのステッチが走っています。

 ダブルウェルトのオールアラウンドグッドイヤーウェルト製法です。

 

 『アレン エドモンズ』では同製法が基本なようで、ドレスシューズでも採用されています。

 ドレスシューズでも採用されるからでしょうか!?

 コバの張り出しが抑えられていますね。

 そのため、カントリーシューズのようなボリューム感では無いですね。

 

 

アウトソール

 シングルレザーソールです。

 厚みが抑えられていてドレス感がありますね。

 出し抜いのステッチが見えるオープンチャネル仕様です。

 外側ギリギリに位置している事からも、コバの張り出しが抑えられている事が分かります。

 

 ヒールのトップリフトは全面ラバーです。

 ここも『アレン エドモンズ』ではドレスシューズでも同じ仕様です。

 グリップと衝撃吸収が効いて歩行の安定性・快適性に繋がります。

 

 ソール周りはドレスシューズと同じデザインですね。

 やはりカントリー寄りでは無く、あくまでドレス寄りなのだと思います。


 

おまけ

 ここまで何度か取り上げているもう一つの「Madison Ave」、

キャップトゥダービーで! (174)Allen Edmonds ⑤ Madison Ave (B)年代判別 - 靴と歩む、僕の...

 「8692」のアウトソールもチェックしますね。


 

 まずは底付けから確認します。

 踵周りもコバが少し張り出していて、その上を出し抜いのステッチがかけられています。

 ダブルウェルトのオールアラウンドグッドイヤーウェルト製法ですね。

 ストームウェルトなどは無く、コバの張り出しは抑えられています。

 ここまでは先ほどの「8601」と共通しています。

 

三越伊勢丹オンラインストア

 

 でも、

 アウトソールのウエストの辺りをよ〜〜く見ると、

 ちょっと厚くない?

 ダブルソールですね!

 全体を見ると(↑)、少し厚みがあります。

 

 とはいえ、アッパーがダービー(外羽根)ですし、

 インパクトのあるデザインでもあるので、

 ダブルソールのボリューム感もそれほど目立たず、

 すんなり馴染んでいると思います!

 

BEAMS Online Shop

 

 さて、

 そのアウトソールが少し変わったデザインなのです。

 ブランドロゴが入っていますので、オリジナルデザインなのでしょうね。

 そういえば!

 本靴が掲載されていたカタログの後ろの方にアウトソールの一覧があったような。

Allen Edmonds Fall 2011 catalog by Allen Edmonds Shoe Corporation - Issuu

 56ページ目ですね。

 ブランドロゴのデザインが少し違うのですが(?)、

 パターンデザインから「VIP Rubber Sole」でしょうね。

 

 でも・・・あれ??

 カタログの「8692 Madison Ave」には「Clare rubber sole」と記載されていますよね。

 先ほどのアウトソール一覧にも同ソールが掲載されていますが、パターンデザインが違います。

 おそらく、アウトソール違いの「8692」がいろいろあるという事なのかな。

 

 

感想

 クォーターブローグのキャップトゥダービーですが、

 イギリス靴とは違う、アメリカ靴らしい、自由で伸びやかな、個性の強いデザインが印象的です。

 それをドレスにも合わせられる仕様で作られているので、マディソンアベニューを闊歩するイメージが浮かんできますね!

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

 


スポンサードリンク