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あまりにも衝撃が大きかったW杯決勝!!! (4)

 こんにちは。

 今日は朝方から冷たい雨で、

 その後は曇り気味の晴れでした。

 日が出ると気持ち暖かい気がするので有り難いです。

 

 W杯決勝戦の感想を書いています。

 前半で2点リードし、フランスを完璧に抑え込んできたアルゼンチン。

 後半に入ってもフランスはなかなか攻撃のリズムが作れず、時間が刻一刻と無くなっていきました。

 アルゼンチン側からすれば、このまま試合が終わり、遂にメッシ悲願のW杯優勝!という空気がありましたね。

 しかし後半35分、フランスがPKを獲得し、エンバペがしっかり決めると試合の流れが変わっていきます。

 その僅か1分後、連携からエンバペが2点目を決めます!

 この試合で初めてアルゼンチンを崩した攻撃だったように思いましたが、その1回できちんと決めきるエンバペの強さ!!

 こう言ってはナンですが、問題のある雑な表現である事を承知の上で、それでも敢えて書きます。

 エンバペ1人で試合を変えてしまいました!

 彼は絶対に諦めず、その強い思いが空回りする事無く、最高のパフォーマンスとして発揮できる圧倒的な能力ですよね。

 ここからフランスチームの底力に火が付いたように感じました。

 というのも、デュエルでしっかり足が出るようになり、これまでのように簡単にアルゼンチンにポゼッションを取られる感じでは無くなったように思うのです。

 ようやく本来のフランス代表が戻ってきたかなと思いましたね。

 

 結局後半のアディショナルタイム8分間でも決着がつかず、

 遂に延長戦に。

 アルゼンチンはよく耐え切ったと思います。

 あのままフランスの流れに飲まれていたら・・・

 おそらく、、、。

 やはり勝利への強い思いが半端無いですね!!

 

 

 延長戦前半はアルゼンチンが攻勢をかけました。

 中盤を制して左右に上手くボールを振りながらシュートまで持ち込みましたね。

 

 逆に、フランスは中盤から攻撃を組み立てる戦い方ができず、中盤を省いて最前線へ一気にボールを出す攻撃です。

 さらに、デュエルで勝つ場面も増えてきて、そこからのショートカウンターは迫力が凄かったですね!

 

 アルゼンチンは幾度か決定的なチャンスがありましたが、決めきれませんでした。

 フランスのディフェンスもここにきて高い集中力を発揮して防ぎ切りました。

 

 延長戦前半ではスコアは動かず。

 でも内容は凄い熱戦!!

 

 

 後半も序盤からアルゼンチンが積極的に攻めてきました。

 そして遂にスコアが動きます!!!

 延長戦後半3分、

 フランスGKロリスから前方へ大きく蹴り出したボールがハーフラインエリアで転々となり、

 アルゼンチン右DFモンティエルが前方中央へ大きくパス。

 そのボールをFWマルティネスがメッシへ落とし、左のフェルナンデスへ流し、右のマルティネスへ戻します。

 ここまで全てワンタッチで流れるような連係です!!

 マルティネスはワントラップを入れてシュートしますがGKロリスに弾かれます。

 そのこぼれ球をメッシが決めました!!!

 この場面でメッシに決めさせるなんて・・・運命!!?(超)

 

 あらためて思い返すと、メッシは運動量も凄まじかったですね。

 守備にも顔を出し、最前線でフィニッシュまで決めるのですから。

 

 これで流石に試合は決まった!・・と世界中のメッシファンは思ったのではないでしょうか。

 ストーリーとしてもこれで完璧ですし。

 

 

 試合が再開され、フランスは一旦GKロリスまでボールを戻し、大きく前方へ蹴り出したボールはそのままラインを割ってアルゼンチンのゴールキックに。

 すぐに試合を再開させようとしたのがエンバペでしたね。

 彼が諦めていない事が分かりました!

 

 ここでフランスのDFバランが遂に動けなくなります。

 限界を超えていたはずですから、、、。

 延長戦後半8分、

 DFバランに代わってDFコナテが入ります。

 

 フランスも途中交代で入ったカマヴィンガやコナテらが果敢に攻撃を仕掛けます。

 良し! まだ諦めていない!!

 そして延長戦後半13分、

 フランスの右コーナーキックから出たボールが左にいたフリーのエンバペの元へ!

 落ち着いてワントラップし、シュートしたボールが相手DFの腕に当たります。

 PK!!!

 

 ひょっとしたら腕を狙った!?!?とさえ思える絶妙なシュート。

 というのも、ペナルティーエリアギリギリの位置でゴールまでの距離もあったので、PKの方が確実性が高いようにも思えます。

 もちろんエンバペですからあの位置からゴール右隅を狙い澄ますシュートは可能でしょうね。

 ともあれ、またしても彼の1プレーで試合を左右する決定的な場面が生まれました!

 

 キッカーはここでもエンバペ!

 何とこの試合2回目のPKです・・・

 おそらく他の選手なら、たとえ代表クラスの抜きん出た選手達であっても、1試合で2回のPKを決めるのは簡単では無いのではないでしょうか。

 それも、先発から延長戦後半まで戦い続けた上で、です。

 勝ち越した後の追加点の場面ならまだしも、

 これを決めないと優勝を逃してしまうような場面であれば、そのプレッシャーは想像を絶するものがあります・・・。

 ここでもエンバペは堂々とキッカーを務めるんですよね。

 そして、1回目と同じく左を狙い、決め切ります!!!

 なんて事だ・・、なんという凄さ・・・、

 あの重圧を力強く乗り越えてしまうエンバペ・・・。

 

 これでスコアは3−3。

 フランスはまたもや追いつきました。

 凄まじい試合です。

 

 エンバペはこれでハットトリック・・・

 得点数でもメッシを抜いて単独首位・・・

 しかし、そんな事はどうでもいいという顔でした。

 とにかく優勝が全てだと!

 

 ここから更にメッシが仕掛け、エンバペも仕掛けます。

 互いに一歩も譲らず、

 まさに神と神の戦いです!!!

 チームも奮起し、攻防が激しさを増していきます。

 

 その後、フランスに決定的なチャンスが1回、

 直後にアルゼンチンにも決定的なチャンスが1回、

 ありましたが、互いに決められず。

 

 試合終了間近、相手左コーナー付近でボールをおさめたエンバペが、ドリブルでペナルティーエリアへ切り込んでいきます!!

 1人、2人、3人目をかわしたところで4人目のDFが何とかボールを蹴り出して止めました。

 ここまで戦い続けてきて、何という迫力・・、圧倒的な存在・・。

 

 ここで遂に試合終了。

 90分と30分、アディショナルが合計20分くらいあったのかな。

 まさに死力を尽くす聖戦です。

 

 選手達には酷かもしれませんが、、

 個人的には、もう少しプレー時間が欲しかった。

 

 泣いても笑っても最後はPK戦です。

 今回はここまでです。

 ではでは。

 


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