こんにちは。
今日も晴れました。
日中は気温も上がって暖かかったですね。
『Aubercy』のキャップトゥダービー「PEARCE」を取り上げています。
AUBERCY PEAERCE
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前回は『オーベルシー』というブランドについて書きました。
パリ本店ではビスポークを行い、既成靴はイタリアで作られているそうで、本靴もイタリア製との事。
『ENZO BONAFE』の製造なのかな。
因みに、「PEARCE」は本国サイトでも販売されています。
という事は、現行品ですね!
それでは靴を見ていきましょう!
ラストA28
AUBERCY【オーベルシー】MODEL DERBY PEARCE 7644 285E A28/COl INC8230赤茶/伊INCAS社モミ革レザー縁レザーパイピング外羽根赤茶パンチドキャップトゥー
ラストA28について本国サイトで説明がありました。
ラストA28は、1960年代にPhilippe Aubercyによって開発されました。
A28シェイプは紳士的な農家から着想を得ています。
丸みのあるシェイプは長い散歩のために設計されてました。
A28はオーベルシーで最も快適なラストです。それでいてエレガンスにも妥協していません。
A28はグレインレザーやコードバン 、ペッカリーといったカジュアルな革に最適です。
ソローニュとハイランドでの週末が楽しみです!
という事は、いわゆるカントリー用のラストになるでしょうか。
とはいえ、『オーベルシー』としてのエレガンスが入った上での、ですが。
靴を見た感じでは、
AUBERCY【オーベルシー】MODEL DERBY PEARCE 7644 285E A28/COl INC8230赤茶/伊INCAS社モミ革レザー縁レザーパイピング外羽根赤茶パンチドキャップトゥー
ノーズ長は中庸くらいでしょうか。
ヴァンプに丸みが感じられ、足幅や甲周りが楽そうです。
トゥは自然な丸みのラウンドトゥですね。
クラシカルで上品な雰囲気のカジュアル感だと思います。
キャップトゥ
トゥキャップの革の切り返しがあります。
長さも十分に取られていて、エレガントなバランスですね。
淵には親子穴のパーフォレーションが施されています。
特に個性的なデザインとはせず、イギリスのクラシカルなデザインに倣ったようなオーソドックスなパーフォレーションですね。
ギンピングやメダリオンは施されていません。
更にトゥキャップの淵をよく見ると、
上(履き口側)のステッチがダブル(2本)ですね。
2本が接するくらい近い距離で細やかなピッチで縫われているので、そこまでステッチは目立ちません。
強度を増しながらもエレガントな見た目を保っていて、『Aubercy』の拘りが感じられますね!
今回はここまでです。
ではでは。