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さり気なく、華やかに、シングルモンク。 (7) CROCKETT&JONES ② MALVERN

 こんにちは。

 今日は晴れました。

 朝晩と日中とで、日中の中でも微妙な暖かさと肌寒さが感じられて、

 脱いだり着たりの繰り返しですね。(苦笑)

 

 前回の続きです。

 前回はブラックのレペロスエードで作られた「MALVERN」を取り上げました。

 ソフトで上品な、シックで都会的な、寛ぎ感のある仕上がりでしたね。

 ブラックスエードにフレンチなイメージがあるというのも分かるような気がしますね。

 

 それではアッパーが変わると印象はどう変わるでしょう??

 こちらの「MALVERN」はブラウンのカーフです。

CROCKETT&JONES MALVERN (UNITED ARROWS別注)

 アローズ別注のマルバーンです。

 現行品では無いようで、状態の良いユーズドです。

 

 ラストは341のようです。

https://jp.mercari.com/item/m48614101304 

 前回取り上げた「MALVERN」と同じラストですね。

ラスト341

 スーッと伸びたノーズは短過ぎず長過ぎない現代的なバランスです。

 甲を覆うヴァンプは丸みのある曲面で、

 コンパクトなラウントゥがスマートに引き締めています。

 

ブラウンカーフ

 ミディアムくらいのブラウンです。

 

 ダークブラウンよりは明るくて、華やかさがありますね。

 ライト(キャメル)ブラウンよりは暗くて、落ち着いています。

 この落ち着いた華やかさが上品な印象ですね!

 

ゴールドバックル

 コンパクトなサイズで、角は丸みがあって、上品なバックルです。

 ゴールドも程良く光沢が抑えられていて(経年変化でしょうか?)、アンティーク感がありますね。

 

 ブラウンのレザーにゴールドのバックルと組み合わせは定石ですよね。

 品が良く、正当なトラッドという感じがします。

 

後ろ

 縫い割りで、トップはドッグテイルです。

 ソールのヒールも張り出していませんね。 

 英国靴らしい質実剛健な仕上げだと思います。

 

ソール

 底付けはシングルウェルトのグッドイヤーウェルト製法です。

 コバの張り出しが抑えられたドレスシューズの仕様ですね。 

 アウトソールはシングルのレザーソールです。

 メインコレクションですので、オープンチャネルですね。

 

感想

 ブラウンカーフにゴールドのバックルはきちんとした上品さを感じますね。

 ミディアムブラウンはカジュアルで適度な遊び心がありますが、落ち着き感も残っています。

 シングルモンクのドレスからカジュアルまで対応するポジションにもハマりますね!

 

 ただし、長年ブラックがファッションの主流にある感覚からすると、正直オールド感があるようにも思えます。

 前回取り上げたブラックスエードもまさにそうで、シルバーのバックルと相まって都会的な印象でしたね。

 

 でも、今あらためて見直すと、80年代トラッドな雰囲気があるような!?

 また、70年代ヴィンテージみたいな雰囲気もあるような!!??

 これらのイメージを広げると、むしろ今っぽいミックストラッドとかヴィンテージミックスなファッションにも似合いそうですね。

 

 今回はここまでです。

 ではでは。


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