こんにちは。
今日も晴れて、暑くなりました。(夏!??)
朝晩は涼しくなってきたんですけどね。
前回の続きです。
パラブーツの白いドレスシューズ・・
いや「シャンボード」を取り上げています。
今回も「シャンボード」ですが、現行モデル(新品)です!
Paraboot SHAMBORD
「シャンボード」ですから、
基本的なデザインは「シャンボード」です!(同)
全体
横幅は抑え気味で、ノーズ長は中庸くらい、甲に高さがあります。
238ラストの特徴的なフォルムですね。
拝みモカのU字ラインは緩やかな丸みで、カジュアル感があります。
レースステイの下部には緑色のタグも付いていますね!
確かに「シャンボード」です。
ホワイト リスレザー
商品説明を読むと、「Lisse」レザーとの記載があります。
リスレザーについては以前書いた事がありましたね。
「フランスの宝石」と称されるくらい評判の良いパラブーツオリジナルの革です!
通常の牛革よりも油分を多く含み、柔軟性と耐久性と撥水性に優れています。
そのため、雨の日に履く靴として選ばれる方も多いですよね。
一般的にはブラックやブラウンのリスレザーをよく見かけますが、
ホワイトもあるのですね!!?(学)
滑らかなスムースレザーのような質感ですね。
ホワイトは顔料で色付けされるからでしょうか、
ブラック等と比べてオイル感や光沢感は控えめに見えますね。
ところで、最初に取り上げたモデルも似た質感に見えるような・・・。
リスレザーなのかもしれませんね。
ノルウィジャン製法
コバと接するアッパーの淵にウェルトが被さり、太いステッチで縫い付けられています。
また、コバには出し抜いのステッチがかけられています。
ノルウィジャン製法ですね。
本靴はウェルトの色とステッチの色が黒で統一されています。
アッパーのホワイトと対極的な色ですね。
因みに、クラシカルな白いドレスシューズではナチュラルカラーのウェルトに白いステッチが多かった印象があります。
ブラックが採用された理由は、ソールにあるのではないでしょうか!??
ブラックラバーソール
ソールパターンを見ると、「シャンボード」で通常使われているTexでは無く、「ミカエル」で使われているMarcheⅡですね。
色はブラックです。
ブラックのラバーソール自体は、ブラックの「シャンボード」や「ミカエル」等でも使われています。
ですので、決して珍しいソールでは、、、
というより、最も使われている通常のソールですよね!!?
そんな通常のソールがホワイトシューズと合わせると個性的に見えるのですから面白いです!
そして、ソールの厚みがある事で、そしてウェルトもブラックで、更にシューレースもブラックですので、全体の中でブラックの配分量がしっかり有りますよね。
それでもアッパー(283ラスト)にボリューム感があるので、これくらいの配分量があってもバランスは崩れていないと思います。
感想
ブラックとホワイトという対極的な色の組み合わせは、
ストイックでシャープな印象、
シックでフォーマルな印象もありますね。
そもそもはカジュアルなデザインである「シャンボード」なのに、モノトーンでデザインされた事でドレス感が、モード感が、出ているように思います。
今回はここまでです。
ではでは。
モード感のあるハイセンスな写真が沢山ありましたよ!