こんにちは。
今日は一日晴れましたね。
ファッションとしての白いテニスシューズのお手本的なブランドとしてGUCCIを取り上げています。
まずはグッチの歴史をざっとチェックしました。
創業者のグッチオ・グッチは若い頃にロンドンのサヴォイホテルで働き、英国上流階級のスタイルを目の当たりにしていたのですね。
2代目の頃にはニューヨークへ進出し、アメリカでも成功をおさめていました。
しかし同族間の争いや経営危機などから他社の資本に買収され、現在はケリング傘下にあります。
今年は何とブランド誕生から100周年という記念の年なのですね！（祝）
凄いなぁ。
大胆な変化と軸となる遺産があって、
今なお憧れのブランドとして輝き続けていますよね。
ええっと、テニスシューズですね。
そもそもラグジュアリーなライフスタイルのイメージが強いブランドなので、テニスのイメージもしっかりあります。
そのルーツには創業者グッチオの見た英国上流社会の影響があるのかもしれませんね！？？
そこにグッチのデザインが入り、優雅で上品ながらグッチらしいゴージャスなテニスのイメージがあります。（威）
アレッサンドロ・ミケーレのグッチには、レトロなスポーツ感とポップなストリートがミックスしたファッションとしてのテニスシューズというイメージがありますね。
デザイナーの違いによるニュアンスの違いはありますが、グッチらしいゴージャスなテニスという軸が通っているように思います。
と思っていたら、本当にテニスに力を入れていました！（驚）
グッチのブランドカラーがしっかり表れたラグジュアリーなテニスシューズですね。（贅）
やはりグッチにはテニスシューズのイメージがぴったりですね。
更になんとテニスのゲームにまで進出しています！！
グッチの世界はますます広がって行きますね！（凄）
さて、グッチのテニスシューズから僕はどんな影響を受けているだろうか・・・。
まずは、ファッションとしてテニスシューズに関心が向くきっかけになりました。
特に白いレザーにシェリーライン、蜂やGGなどが入ったデザインは印象的ですよね。
そのベースにあるテニスシューズの完成されたデザインの美しさにあらためて気がつきました。
そして、履き方や色使いでしょうか。
ルックで大々的に取り上げれている訳では無いのですが、イメージを膨らませるには十分過ぎるくらいのアイディアに溢れていますよね。
古着を思わせる本格的なレトロ感のある服を今っぽく着こなすデザインは、ミケーレの真骨頂ではないでしょうか！！？
ついでに言うと、フレアパンツが気になり出したのもミケーレのせいだと思います！？（笑）
そもそもトムフォードがグッチにロックスタイルとフレアパンツを取り入れたイメージもあって、なんだかグッチにはフレアパンツのイメージがあります。
ではグッチのテニスシューズを見てみましょう。
GUCCI
グッチのテニスシューズと聞いて、僕がイメージするのがこちらのデザインですね。
フォルム
全体的には低く平たい方向性で、安定感を感じますね。
自然な丸みのラウンドトゥ、ノーズ長は中庸です。
クセの無い、クラシックなテニスシューズのフォルムです。
デザイン
長い羽根のダービー（外羽根）で、
7ホールの外鳩目です。
アディダスのスタンスミスのような、
クラシックなテニスシューズのデザインを踏襲していると思います。
その上で、グッチらしいデザインがサイドのシェリーラインですね！！
これだけでグッチである事が分かります。（憧）
スポーティーさを感じるデザインなので、スニーカーとの相性も良いですよね。
ヒールパッチに型押しされたGUCCIロゴは控えめですが、
クロコダイルの素材感がゴージャスさを表しています。（贅）
もちろん、アッパーのホワイトレザーも上質でしょうね。
ライニングもフルレザーと思われます。
素材の良さは足当たりの良さに影響しますし、
見た目においてもシンプルなデザインを美しく引き立てます。
オパンケ製法
アウトソールの側面を見ると、
トゥからヒールまで少し太いステッチが靴を一周していますね。
おそらくオパンケ製法しょうね。
アッパーとソールをしっかり縫い合わせる事でソールが剥がれずらくなりますよね。
アウトソール
波型が連続したヘリンボーンデザインですね。
ウエストのあたりにオリジナルのブランドデザインが入っています。
感想
他のブランドが作る似たようなテニスシューズとの違いがはっきりと表れています。
それでいて、通常はタンやヒールパッチなどに分かりやすく入るブランドロゴが目立たないようにデザインされています。
グッチの中では、シンプルでベーシックなデザインなのではないでしょうか！？？
ですので、長く履けそうなグッチかなと思います。
今回はここまでです。
ではでは。
