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真っ白なテニスシューズを履きたい気分(31)CELINE TRIONPHE

 こんにちは。

 今日は曇りから始まりましたが、昼から晴れましたね。

  

 前2回はちょっとセンシティブな話題を取り上げてしまいました。

 何となく最近、価値観やが試されるような話題が増えてきているように感じています。

 何か大きな変化が起ころうとしているのかも!??

 

 それでは真っ白なテニスシューズに戻ります。

 グッチの次はセリーヌです。

 「スタンスミス」を取り上げた際にも、2011年に当時セリーヌのクリエイティブ・ディレクターだったフィービー・ファイロが着用されたという形で登場したブランドです。

真っ白なテニスシューズを履きたい気分(21)adidan STAN SMITH ② - 靴と歩む、僕の...

  セリーヌ人気を高め、影響力も非常に大きなトップデザイナーですね。

 実際に、クラシックなテニスシューズデザインが広がり、「スタンスミス」もブランディングを変えて成長しました。

 とはいえ、フィービー・ファイロはセリーヌのレディースで活躍されました。

 セリーヌのメンズとなるとエディ・スリマンですね。

 

 セリーヌから僕はどんな影響を受けただろうか・・・。

 まずは2020年春夏のレディースとメンズで、デニムを履いたルックに惹かれました。

 しかもちょっとフレア気味!!

 そして、その足元は白スニーカーでしたね。 

 このルックにはエディ・スリマンらしいロック感もありますが、アメリカの影響を受けたフレンチトラッドな着こなしでもあるように思いました。

 まさに現代のセリーヌのイメージにぴったりではないかなと。(好)

 

 そして2021年の春夏でも、デニムを履いたルックに惹かれました。

 前年と比べて、アメリカ西海岸っぽいストリート感を感じますが、やはりフレンチトラッドな着こなしも感じます。

 特にブルーやイエローなどの柔らかい色味、そして真っ白なスニーカーやソックスが良いですね。

 

 あと、先月の『VOGUE JAPAN 06月号』の表紙、CELINEを着たBLACKPINKのLISAさんが美しかった!!

 

 と言う感じです。

 実はセリーヌのスニーカーとしては、クラシカルなバスケットボールシューズも印象的ではあります。

 80年代っぽさとストリート感が上がった感じがしますね。

 

 とはいえ、テニスシューズも相変わらず良いので、

 セリーヌのテニスシューズを見ていきましょう!

CELINE TRIOMPHE TR01L

  ホワイトだけでデザインされた、シンプルで上品なスニーカーですね。

フォルム 

 低く平たい方向性、

 幅も特に狭くも広くも無く、

 自然な丸みのラウンドトゥ

 中庸なノーズ長、

 ですね。

 

デザイン

 長い羽根のダービーで、7ホールの外鳩目です。

 タンはトップラインの流れと合わせるように短めですね。

 ヒールパッチも高さが抑えられています。

 かなりクラシカルなテニスシューズのデザインですね。

 

シグネチャ

 その上でセリーヌらしいデザインというと、サイドのパンチングでしょう!

 2つの「C」が背中合わせになったような、

 砂時計のような、

 シンプルだけど個性的なデザインですよね!!?

 

 「Triomphe(トリオンフ)」と呼ばれるセリーヌの伝統的なマークを表しているそうです。

 だから靴の名前も「TRIOMPHE」!

 その由来について書かれた記事を見つけました。(感謝)

「セリーヌ」の“トリオンフ”【スタイルを作る名品辞典 vol.6】 | ファッション | ELLE [エル デジタル]

  1972年、メゾンの創業者セリーヌ・ヴィピアナの車が、パリ中心のエトワール広場で故障した時のことでした。そこで偶然目にとまった凱旋門を囲む鎖のデザインを見て、トリオンフ(フランス語で「凱旋」)をブランドの象徴にすると決心したそうです。

 

 凱旋門・・・では無く、鎖ですか。

 分かるような分からないような発想力は、デザイナーの感性でしょうね!(笑)

 ただ、CELINEの「C」にも見えますし、

 抽象的な感じ、ブランドを強調し過ぎない感じが、上品ですね。

 

 テニスシューズでよく見られるパンチングでデザインされていて、とても大人しめな印象です。

 

 ロゴ

 ヒールパッチには同色の型押しで、しかも小さなフォントで、極々控えめに「CELINE」のブランドロゴが入っています。

 セリーヌというブランドがいかに上品なイメージを大事にしているかが伝わってきますね。 

 

アウトソール

 底付けはセメンテッド製法でしょうか。

 

 アウトソールはアッパーほどピュアなホワイトでは無く、生成りがかった色味です。

 厚みも中庸で、クラシック感がありますね。

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 底面はヘリンボーン柄の刻み込みですね。

 ウェストのところにブランドロゴが入っています。

 

 特徴的なのは、かなりゆったりとしたシルエットでしょうか。

 ウエストからヒールの箇所もゆったり大きめに見えます。

 まるでスケートボードシューズのようですね。

 

 今回はここまでです。 

 ではでは。

 

 


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