こんにちは。
今日は晴れました。
やはり、陽が有るのと無いのとでは、
体感としても、気持ちとしても、
違いますね。
では、前回の続きです。
サンダースのミリタリーコレクションからもう1足!
Sanders 1619 MILITARY COLLECTION Military Cap Toe Short Chelse
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ショートサイドゴアブーツ、と言っても良いのかな??
「ショート」と言えば、以前クロケット&ジョーンズの「クランフォード3」を取り上げましたね。
その中で、ブーツ、ショートブーツ、オックスフォード(短靴)についても少し触れたのですが・・・
デザイン
革の切り返しがあるタイプのサイドゴアブーツです。
ゴアの下に縫い合わせのステッチがありますね。
そして、このブーツの際立ったデザインは、
何と言ってもシャフト(筒丈)の長さでしょう!
祐天寺(東京)のセレクトショップ『feets steef』さんでも取り扱いがありますね。
とても分かりやすい画像とともに販売されています!(感謝)
踝がギリギリ隠れるくらいでしょうか!??
正直、オックスフォード(短靴)とするべきかも、と迷いました。(悩)
悩んだので、ブーツの定義を調べてみよう!
ウィキペディアの分類によると、
今回の靴は「デミブーツ」に入りそうですね。
ということは、、、ブーツでオッケー!?
因みに、
先のクロケット&ジョーンズの「クランフォード3」は「アンクルブーツ」とすべきだったのかも・・・。(僕、ショートブーツって書いてました・・・。)
そして、オーソドックスなサイドゴアブーツが「ショートブーツ」となるのでしょうね。
今回のブーツの名前が「ショート」となっているのは、
サイドゴアブーツの中でのショートという意味なのでしょうね。
話を戻します!
甲はしっかりと隠れますね。
踵もアキレス腱が隠れるくらいなので、オックスフォードよりは少し長い(高い)ですね。
ただ、ゴアの上部は少し低い位置となっていますね。
これによって、オックスフォード(短靴)のような軽快な印象が生まれているように思います。
因みに、
ここがもう少し高い位置だと、ブーツらしい印象になりそうかな、と。
先ほどのC&Jの「クランフォード3」に近い感じになりますよね!??
ゴアのデザインも特徴的だと思います。
逆ドロップ型? 逆円錐型??
カーブを描いて窄まっていますね。
その他は、前回取り上げたブーツと共通するデザインが採用されています。
まずは、トゥキャップが付いていますね。
ミリタリーコレクションらしく、トリプルステッチです!
そして、ヒールの外側には王冠の刻印もありますよ!
何度見てもカッコイイですね!
ポリッシュドレザー
アッパーの革は、カーフに薄い樹脂加工がされたポリッシュドレザーです。
水や汚れに強く、表面の汚れを拭けば綺麗になる実用的なレザーですね。
上品な光沢もあり、ドレス感があります。
オールアラウンドグッドイヤーウエルト製法
出し抜いのステッチが踵までぐるりと靴を一周しています。
ストームウェルト等はありません。
コバの張り出しが抑えらていて、ドレス感があります。
アウトソールは、ITSHADEのスタッドラバーソールです。
ラバーソールとしてはボリュームが抑えられた、ドレス感のあるソールですね。
まとめ
前回と今回にかけて、サンダースのミリタリーコレクションからキャップトゥのサイドゴアブーツを取り上げました。
シックな雰囲気を持つサイドゴアブーツに、英国ミリタリーなデザインがコンパクトに効いていて、オリジナル性の高いブーツですね!
大きな違いはシャフトの長さです。
足が隠れてソックスも見えづらい事もあってか、フォーマル感は前回のレギュラー丈の方があるように思います。
本来のサイドゴアブーツらしい特徴ですね。
今回のショート丈(デミ)の方は、軽快な印象で少しカジュアルでしょうか。
とは言っても、キャップトゥですし、鳩目なども無いので、綺麗目な靴だと思います。
冬以外でも履けるのはこちらでしょうね。
他所のブランドには無い個性が魅力的なブーツです。
ではでは。