こんにちは。
今日も割合涼しかったですが、日中はまだ暑さも感じますね。
とはいえ、朝晩の肌寒さを感じていると、、、秋なのかな。
前回は美しいフルブローグとしてエドワードグリーンのMALVERNを取り上げました。
カントリー感とドレス感のバランスをどう受け止めるか、あれこれ考えながら眺めるのもまた楽しいですね!(笑)
そんな美しいフルブローグといえば、JOHN LOBBですよね!
JOHN LOBB DARBY
ジョンロブのフルブローグと言えばダービーです・・・
と言い切りたかったのですが、、、
現行ではラインナップに入っていないようですね。
実はダービーは
モデルチェンジ(?)、マイナーチェンジ(??)、世代交代(???)、
を繰り返してきたようです。
用語はさておき、これまでに
「DARBY」、「DARBYⅡ」、「DARBYⅢ」
といったモデルがありました。
90年代初頭に「ダービー」というラストがあったようで、
『最高級靴読本Vol.2』のp54に#ダービーのダービーが掲載されています!(笑)
以下の画像はシューホリックさんからお借りしました。
その後、2466ラストが登場し、やはりDARBYも制作されていますね。
そして、90年代半ばに8695ラストへ代わりました。
8695ラストではDARBYとDERBYⅡ(2011年登場)が作られていますね。
違いはこちらにも詳しく書かれています。
JOHN LOBB|2014年秋冬コレクション「DARBY III」 - Web Magazine OPENERS(ウェブマガジン オウプナーズ)
そして、7000ラストが登場し、2014年にDARBYⅢが作られました。
細かい(結構大きい?)違いはありますが、
基本の枠組みとしては
爪先から踵まで施されたフルブローギング 、
ダービー(外羽根)、
オールアラウンドグッドイヤー(シングルウェルト仕様もありますが)、
ダブルソール、
というカントリーシューズ仕様です!
ただ、
オールアラウンドグッドイヤーと言っても、そうは見えないくらい踵の張り出しが抑えられていますね。
よく見ると踵を囲む出し抜いの糸がある、というくらい内側ギリギリを攻めています。(凄)
パンチングも繊細で細やかです。
チェットウィンドよりもやや小さな穴かもしれませんね。
もちろん、ステッチも綺麗で、革も極上です。
何ともノーブルなカントリーシューズですねぇ。(ため息)
そして、
あくまで僕の感想ですが、、、
綺麗過ぎ!!?
これは良い意味でもあり、そうで無い意味も込めています。
よくぞここまで洗練させた、という感想は良い意味となるでしょうか。
でも、カントリーシューズとして履くには贅沢過ぎる、という意味では・・・。
僕の頭の中にあるイメージは硬くてタフなカントリーシューズなので、こう思ってしまうのでしょうね。
そもそもジョンロブですから、、、
履く人が違うのでしょうね、、、
カントリーシューズと言っても「カントリー」の場が違う!??
本気でガツガツでは無く、ゆったり楽しむ、
Workの靴では無く、Leisureの靴、
そんな雰囲気を感じます。
これが、、、階級・・・。(壁)
前回に続いて、ジョンロブにも噛みついてしまいました。(無謀)
が、大きな壁の存在に気付いてしまい、、、撃沈。
そして思いました。
Darbyを休日に履くというスタイルは、やはりカッコ良いなぁ。
そんな大人に憧れます。
今回はここまでです。
ではでは。