プレメンテナンス③（素人です）

　こんにちわ。

　だんだん寒くなってきましたね。

　紅葉を楽しめる時間も迫っているのかなぁ。

　前回は、僕が使っている靴クリームについて書きました。

　今回は、僕が実際に行っているプレメンテナンスについて書きます。

用意する道具

　・靴クリーム

　　　前回ご紹介しました。　

　・クリーナー　

　　　僕は「ステインリムーバー」を使っています。

　・布切れ

　　　着古したTシャツ等をカットして使っています。

　・ホコリ払い用の靴ブラシ

　・クリーム入れ用の靴ブラシ

　・仕上げ用ブラシorポリッシンググローブor綺麗な布

　　　これらは無くても大丈夫です。

　・シューツリー

　・ペネトレイトブラシ

　　　無くても問題無し。

　・レザーソールの場合は、ソール用の栄養剤（？）

　　　僕は「タピール」を使っています。塗る為のブラシも用意しています。

　手持ちの道具については、今後おいおい紹介したいと思います。

実行手順

①ざっと事前のお掃除

 　シューレースが付いていれば外します。モンクストラップがあればストラップを外します。

　ホコリ払い用の靴ブラシで、全体をブラッシングします。

②クリーナーを使ってお掃除

　靴にシューツリーをセットした状態から始めます。

　布にクリーナーをつけ、アッパー全体を拭き上げます。レザーソールであれば、ソールも。

　クリーナーはステインリムーバーを使っています。

　賛否両論あるようですが、僕はワックスやカラークリームを使わないので❝ゴシゴシ❞をしません。

　布に湿らせて拭き拭きするだけなので、問題無く使えています。

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　次に、シューツリーを外してシュータンや羽根等にも同様のお掃除をします。

　これを右足、左足について行います。

③先にお掃除した方の靴のアッパーに靴クリームを入れる

　先にお掃除した方の靴にシューツリーをセットします。

　靴クリームをペネトレイトブラシ（指でもOK)につけ、アッパーに大雑把に塗り伸ばします。その後、クリーム入れ用の靴ブラシでクリームを入れていきます。

　ここで、僕の場合は、a.アウトサイド、b.トウ、c.インサイド、d.ヒール、と４面ほどに分けて作業をしていきます。

　また、靴ブラシをかける際、上下から左右からとあらゆる方向から行っています。

　使うクリームの量ですが、各箇所で米粒ほど、という事は無く、付いたのが分かる位の量は使っています。僕が使うクリームは栄養補給をメインとしたクリームなので少々多かったとしても悪影響は大して無いかと。また、仮に余分があれば⑥の仕上げ段階で除去できるでしょう。

④シュータンや羽根、ライニングに靴クリームを入れる

 　シューツリーを外します。

　シュータンや羽根に靴クリームを入れていきます。ブラシが難しい場合は指で。

　そして、『ライニング全体』にも靴クリームを入れていきます。

　この点、靴の中には靴ブラシが入らないので、指にクリームつけてライニングの全てに塗り込んで行きます。特に足の親指や小指が当たる箇所、踵は重点的に。

　また、ソックシートにはペネトレイトブラシを使ってクリームを塗っていきます。

　なお、レザーソールの場合は、ソール用栄養剤を入れます。

⑤後にお掃除した方の靴にクリームを入れる

 　③と④の作業をします。

⑥仕上げ

 　クリームを入れたら数十分以上放置します。数足まとめてお手入れをする時は、順番に上の作業をしている内に時間が経ちます。

　その後、クリーム用靴ブラシで全体をブラッシングして仕上げます。　　　

　なお、仕上げ用のブラシやポリッシンググローブ、仕上げ用の綺麗な布等があれば、それらでも構わないでしょう。僕も色々です。

　ここで一旦時間を置くのは、クリームを革に浸透させる為です。浸透させた後に仕上げ作業をする事で、余分なクリームの除去と自然な艶を出すことが出来ます。

　とはいえ、次で述べる通り、本当にクリームが浸透しているのかは定かではないかも．．．。

プロの技が気になるよぉ

　上記が僕のプレメンテナンスです。

　「フツー」ですよね．．．。

　まぁ、これをする事で少なくともライニングのダメージ（プレメンテナンス①で紹介）はほぼ無くなりました。ソックシートのブランド印字も残るように。

　でもね、でもですよ、、、。

　先日ご紹介した本『最高級靴読本～』の中では、プロの方でも「新品を磨くのが一番難しい」と仰られているのです。

　詳細は企業秘密なのかもしれませんが、気になりますよ、ねぇ！？

　だって、お気に入りの靴と長くお付き合いをしていく上で大事なことじゃないですか！

　いつか、大切な大切な靴を購入した時に頼みに行けたら良いなぁ（願望、夢）。

　次回は何を書こうかなぁ、、、。

　では、では。