こんにちわ。
3回目の投稿です。
題材は引き続き『Tricker's(トリッカーズ) M7824』です。
ブログを書く際に気が着いたのですが、この靴を履いて4年となりました。
今回は4年間履いた状態をお伝えできればと思います。
4年履後の状態と評価
使用頻度
常に数足をローテーションさせて履いているので、月に6回くらいでしょうか。
そして、デザイン的に通年履ける靴でしたので、オフシーズンはほとんど無かったです。
ここで、ちょっと語らせて下さい。
この靴はカントリーシューズのタフな作りでありながら、都会的な顔をしていて、実に使いやすい。
ドレスシューズのラスト、ダブルモンクにキャップトゥという華やかなデザイン、シャープなシルバーのバックル、はウィングチップと比べても明らかに都会的だと思います。
そして、ネイビーのスコッチグレンレザーが良い。ブラックに比べて明るく、スムースレザーのネイビーよりも落ち着いた色合いとなっています。
その為、パンツも紺やグレーはもちろん、黒にも合わせて履いています。
黒のパンツに黒い靴の場合に比べて、ネイビーの靴の方が足元が少し軽やかな印象になるように思います。
そして、カントリーシューズの丈夫な作りです。
つまり、「都会仕様のカントリーシューズ」となっており、大変実用的な靴だと思います。
アスファルトの上でも、自然の中でも、品良く履ける靴として、お気に入りの1足となりました。
アッパーの状態
履き下しの時からシューツリーを使っていた事もあってか、型崩れがほとんどありません。
スコッチグレインレザーだからでしょうか?、履き皺もほとんど表れません。
ストラップもヘタって無いですね。
参考までに、シューツリーを入れていない状態で写真を撮りました。
アッパーの傷もほとんど無いです。もちろん、それ以上のダメージは皆無です。
経年変化も感じられません。
ステッチにも問題無し。
あらためて、トリッカーズは本当に丈夫ですねー!
アウトソールの状態
コバは張り出していることもあり、外周に少し傷が出来ました。とはいえ、致命傷ではありません。補色すれば綺麗になりますね。
ストームウェルトはびくともしていません。
アウトソールはコマンドソールですが、つま先辺りと踵の最後尾が少し減った程度・・・!! コマンドソール凄過ぎー。
靴の中の状態
流石に足指辺りのフットプリントは付きました。おかげで徐々に足に馴染んできました。
ソックシートやライニングは元がベージュだったので色濃くはなってきました。
しかし、ダメージやめくれ等は無いです。
履き心地
新品の時には足指周りに若干の窮屈さを感じていたのですが、今はあまり気になりません。
思い返せば、履き下しの時期は本当に堅かった...。
プレメンテナンスをして(内容は次回)、いざ外出したものの、靴が堅い×2、歩行がぎこちない×2...。
とても長時間履ける状態では無かったので、近所を歩くところからじっくりと慣らしていきました。
10回、20回と履いていくうちに、距離が伸びていき、1年くらいたった頃には躊躇無く手が伸びる1足になりました。
従って、4年経った今の判断で、「サイズ選びは間違っていなかった」です。
ハーフサイズ下げて悶絶しながら4年間履き込んでも、良くてピッタリ、おそらくは足が痛い状態のままだったでしょう...。
なにより、トップラインが外踝に当たって痛くなる、にならなくて良かったー!
今でもこの靴は、履き心地は堅い方、重量は重い方、という位置づけです。
それでも1日中安心して履けるのですから、靴の世界は奥深い。
評価
このように、4年間履いてきても大きな変化(劣化)は無いと感じています。
いやはや、あらためてトリッカーズは本当に丈夫ですね。
きちんとした仕事をして作られた靴である事の証ではないでしょうか。
経年変化が殆んど無い事がつまらないかというと、そんなことは無いですね。
4年間を共にしてきたという事実があるからでしょうか。
未だに綺麗な状態で履けることに幸せを感じています。
そして、デザインも未だ古びた印象は抱いていません。
まだまだお付き合いが続けられると思うと、楽しみです!
最後に、4年間履いてきたにもかかわらず良い状態を保っていられたのは、トリッカーズの作りが丈夫であることはもちろんなのですが、最低限のメンテナンスをしてきたこともあるのでは、、、、と思うのです。(自負っぽくて恥ずかしいのですが、、、。)
次回は、最低限のメンテナンスについて書こうと思います。
では、では。