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グレート ウイングチップ ! ⑥ トリッカーズ M5164 RICHARD

 こんにちは。

 今日も曇り気味でしたが、気温はあまり下がりませんでした。  

 暖かい日が続いていて、ニットの出番が来ませんね。

 

 では前回の続きです。

 ロングウイングチップについて書いています。

 

 前回はトリッカーズの「M6837 FULTON」をとり上げました。

 英国の老舗トリッカーズが何故アメリカンブローグ(ロングウイングチップ)なのか!??

 そのきっかけと思われるのがトム・ブラウンでしたね。

 トム・ブラウンのおかげと言っては何ですが、トリッカーズの知名度と人気が躍進したのではないでしょうか!?

 もちろん、それ以前からコム・デ・ギャルソンポールスミスなど多くの有名ブランドとコラボしてきましたよ。

 ただ、トム・ブラウンの場合は、彼のトラッドファッションのキーアイテムとしてロングウイングチップがありましたので、靴に対する注目度も非常に高かったですよね。

 ですので、カントリーシューズとはまた違った、トリッカーズの新たな魅力とともに人気が沸騰したのではないでしょうか!!?

 

 そんなトリッカーズの名作靴 M6837ですが、、、

 残念ながら、現行品では見つかりませんでした。

 

 ただ、別の型番でロングウイングチップが出ていますね!

Tricker's  M5164 RICHARD

 

 M6837との違いははっきりしません・・・。

 ただ、ラストは81では無さそうかな。

 

ラスト

 トリッカーズは靴にラスト番号の記載が無いので分かりません・・・。(苦笑)

 一応バートンと同じ4444である、という書き込みは見つけたのですが、

 正確な事は分かりません。

レアモデルTricker's(トリッカーズ)ロングウィングチップ(m5164)

 

 トゥの形を見ると、81ラストよりも大き目のラウンドトゥですね。

 確かに4444の形と似ていますね。

 少なくとも、ラストは81では無いと思われます。

 

 シャープなM6837がアレン・エドモンズのマクニールタイプならば、

 どっしりとしたM5164はオールデンの975タイプでしょうか。(笑)

 

ブローギング

 ブローギングのデザインですが、見た感じはM6837と同じかなと。

 親子穴の大きさや間隔、羽根から履き口に沿って施されたブローギングの曲線など、ほとんど同じように見えますね。

 

 4アイレットの外羽根です。

 オールアラウンドグッドイヤーウェルト製法で、出し抜いの糸が踵までぐるりと一周施されていますね。

 コバも張り出しており、ストームウェルトも付いています。

 立派なカントリーシューズの作りだと思います!(笑)

 

 ただ、上で紹介している楽天で販売中のM5164はシングルソール(ダイナイト)のようですね。

 また、羽根をよく見ると内鳩目になっています。

 これらはドレスシューズ寄りのデザインとなっていますね。

 おそらく、アメリカンブローグ(ロングウイングチップ)はドレスシューズとしても履かれる事から選択されたのではないかと。

 

 

 もう少し情報がないかと探していたら、こちらを見つけました。

TRICKER'S(トリッカーズ)

  2008年5月31日の記事となっています。

 記事によると、同年4月17日に代々木上原にオープンしたGMT社の直営店『バーニッシュ』のオープン限定靴としてイタリアのコードバンで作ったM5164を紹介していますね。

 トム・ブラウンについても触れられていますが、どうやらトリッカーズではそれ以前にロングウイングチップを製作してたと書かれています。GMTとトリッカーズはそれをもとに上記限定靴の製作をしたようですね。

 という事は、M5164はトリッカーズのオリジナルな?、オールドモデルな??、ロングウイングチップになるのでしょうかね。

 

 

 ユーズドですが、ほんのりとデザイン性のあるM5164も見つけました。

 こちらは別注モデルでしょうか。

 

  ブラックのスコッチグレインレザーです。

 ダブルソールのコマンドソール仕様ですね。

 外鳩目もカジュアル感を上げていますね。

 

 もう1足。

 

 ブラックとの記載もありますが・・・

 見た感じはブラック???

 

 タイトル通りネイビーだとすれば、個性が出ますね!

 都会的なネイビーはグレーやネイビーの服との相性も良いです。

 ブラックより軽やかな印象になりますよ!

 

  ではでは。


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