こんにちは。
今日は・・・流石に東京も台風の影響がありました。
暴風雨が強まったり弱まったり、、、。
大きな被害が出ていないだけまだ良い方ですよね・・。
影響が来そうな地域の皆様はご注意下さい。
被害無く通過してくれれば良いのですが。（願）
前回の続きです。
『THE ROW』のスリッポン「Cary V1」を取り上げています。
The Row Cary V1 レザー ローファー
前回は、フロントデザイン、フェイシング、サイドデザイン、について書きました。
エプロンフロントの他は装飾デザインは一切無く、
クワイエットなデザインですね！
広告
バックデザイン
アウトサイドカウンターの革の切り返しがあります。
両端は裾広がりに傾斜するストレートカットです。
端には細やかなダブルステッチが見られます。
極シンプルなデザインですね。
芯地を感じないような、柔らかそうなヒールです。
ここからも、リラックスした雰囲気が感じられますね。
広告
ソール
つま先から踵まで、コバが張り出しています。
グッドイヤーウェルト製法のドレスシューズよりも大きく、
カントリーシューズのような張り出しだと思います。
コバの上にステッチが見えますね。
そして、コバとアッパーの接する箇所を見ると、隙間が無い！？
また、コバの革を見ると、アッパーと同じくシボがあるような！？？
おそらく、アッパーとコバは同じ一枚革で構成されているのではないでしょうか。
と言う事は？
・・・底付について記載が無いので定かでは無いのですが、
おそらくステッチダウン製法ではないかと思います。
ステッチダウン製法というと、以前取り上げたこちらの靴が有名ですね！
『Clarks』の「Desert Boot」です。
リブテープやウェルトを使わないシンプルな作りで、
比較的軽量で、反りも良く、
丈夫で、防水防塵性もあります。
そして、本靴はイタリア製ですが、
ステッチダウン製法はイタリア靴にも見られるので、
あり得るかなと！
広告
その下に、
レザーソールが一枚ありますね。
さらにその下に、
ラバーソールが一枚あります。
すなわち、
ダブルソールですね。
ただし、
ヒールブロックは無く、
フラットソールです！
そのため、
ドレスシューズのような雰囲気では無く、
スリッパを連想するような、
室内靴の雰囲気が感じられますね！
それでいて、ラバーソールなので、
外履きできる仕様だと思います！！
広告
感想
装飾デザインを抑えた、シンプルでプレーンな印象のデザインです。
フラットな印象のフォルムに、フラットなソールで、
気楽にサラッと履けるような、まさに室内靴のような印象ですね！
ブランドロゴ等も見せず、
質の良い革と、丈夫な作りで、勝負していると思います。
柔らかな雰囲気は、ドレスシューズブランドではなかなか見ないですね。
今の気分がデザインされた、『ザ ロウ』らしいバランスの良さを感じます！
今回はここまでです。
ではでは。
広告
