スポンサードリンク

キャップトゥダービーで! (188)Allen Edmonds ⑧ NEW ORLEANS (C)Weave Calf

 こんにちは。

 今日も晴れました。

 が・・結構寒かったですね、、。

 空気が冷たくて、冷たくて。

 

『アレン エドモンズ』のキャップトゥダービー「ニューオーリンズ」を取り上げています。

Allen Edmonds New Orleans 4142E


 

 前回は、モデル名であるニューオーリンズについてと、特徴的なクォーターのデザインについて書きました。

 

 アメリカ南部の大都市で、フランス文化とスペイン文化が入った街でしたね。

 そしてジャズ発祥の地とも言われています。

 そうした背景を想像しながら本靴を見ていると、個性的なデザインも納得ですね!(楽)

 

 しかし、そこは『アレン  エドモンズ』ですから、

 きちんとした印象も保たれています。

レースステイ

 左右の羽を閉じるとピタッと合わさるストレートカットです。

 羽根の下部はL字型のカットです。

 Navvy Cutで、オーソドックスなデザインですね。

 

 レースホールは5対です。

 ここもオーソドックスなデザインです。

 

 鳩目の金属は表に見えません。

 ダービー(外羽根)でもドレス寄りな印象が生まれますね!

 

 レースステイからトップラインの縁までパイピングが施されています。

 厚みはそれ程無く、アッパーと馴染む色味ですので、カジュアル感が抑えられているように思います。

 

 レースステイの脇と縁、トップラインの縁には細やかなシングルステッチが走っています。

 繊細なステッチでドレス感がありますね。

 

 オーソドックスなデザインと細やかなディテールによって、きちんとした印象、ドレス感が感じられます。

 クォーターの個性的なサイドデザインとの対比が効いていますね。

 

 

 アッパーの最後にとっておいたのですが、(笑)

 「ニューオーリンズ」の1番の特徴は、

 革ですよね!

Weave Calf

 トゥキャップやクォーターはスムースレザーですが、

 ヴァンプは何やら編み込まれたような紋様の革!?

 

 あらためて、「Spring 2011」のカタログをチェックします。

Allen Edmonds Spring 2011 Catalog by Allen Edmonds Shoe Corporation - Issuu

 トゥキャップとクォーター、そしてタン、の革はWalnut Calfですね。

 ヴァンプの革はWalnut Weaveでしょうね!

 

 Weaveというのは織るという意味のようですので、

 紐状の革で織られているのではないかと思われます。

 イタリアの某有名ブランドでいうイントレチャートのような!?

 

 手の込んだ革ですね。

 とはいえ、革の表情が目立つので、カジュアルなデザインではあります。

 しかし、細やかで整った織柄ですので上品な印象ですね!

 

 Weaveが目立つ事でサイドのカットラインやパーフォレーションの個性的なデザインがそれ程目立ちませんね。

 むしろ個性的な革とバランスが取れているように思います。

 Springモデルという事もあって、涼しげな感じもしますね!

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

 


スポンサードリンク